明日の風

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三洋電機の悲劇はいつまで……

2008-02-27 12:13:00 | ラグビー
リーグ戦を全勝で駆け抜けた三洋電機が最後でつまずいた(サントリーに10-14)。シーズン無敗だったのにスーパーボールで負けたペイトリオッツのように。
三洋電機は本当に惜しいところで栄光をつかみそこねてきた。神戸製鋼7連覇中はいつも引き立て役。トライがまだ4点だった1991年、社会人選手権決勝戦でトライを重ね4点リードでロスタイム、神戸ゴール前でラストプレー。神戸のバックスへのパスが乱れたが、これが逆にフェイントになったのか、ウイリアムスの独走を許し同点トライ、ゴールも決まって涙を呑んだ。
96年はサントリーとの決勝戦で残り20分から3連続トライで19点差を追いつかれ引き分け、両者優勝。これが三洋の唯一の栄冠だが、トライ数の差で日本選手権には進めず(当時は、社会人と学生の対戦、日本選手権に出られれば社会人チームが日本一になることが多かった)
今シーズンは、東芝との準決勝で追い詰められながら、ラストプレーの逆転劇を演じたので、このジンクスは解消したかと思ったが。
トップリーグ無敗は前例のない快挙なのに、昨シーズンからプレーオフトーナメントなるものが始まって、間が悪いとしか言いようがない。日本選手権でのリベンジを期待したい。
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