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明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

議員年金

2005-10-21 13:21:00 | 時評
小泉首相の鶴の一声で、議員年金が廃止されそうです。与党内から不満の声があがっていますが、もっともです。そりゃ、特権的な扱いやお手盛りはいけません。だからといって、廃止してしまえというのは乱暴でしょう。国会議員だって人間です。勤続に応じた老後の保障はあるのが当然です。
何年か前、公設秘書の給与などの不適切な取り扱いが問題になったときも、税金で付ける秘書はなくしてしまえ、という議論がありました。秘書も年金もやめれば税金は相当な額が節約できるでしょう。ついでに、極端な話ですが、給料もボランティアで日当程度しか支給しないとしましょう。一部の富裕層以外、誰が国政を目指しますか。
そうではなくて、議員の給料でしか生活できない普通の人でも、有権者から支持されれば国会議員になれる、というのが現代の民主主義の成果であり、憲法も身分や歳費を厚く保障しているのでしょう。私たちがすべきことは、棄権などせずに私たちの代表に相応しい国会議員をきちんと選び、国会議員が安心して活動できる条件を整えることではないでしょうか。
税金も同じだと思います。誰だって、税金は安いほうが良い。だからなくしてしまったらどうなるでしょう。この話題は、またの機会にしたいと思います。
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