ラグビー トップリーグ再開

土曜日の上位対決、東芝府中対ヤマハは、終盤まで接戦だったが、最後に、東芝が連続トライで突き放し勝利。ヤマハは優勝争いから後退した。
日曜日には、全勝の三洋電機が宿敵神戸製鋼と対戦。前半は神戸ペースで３点のビハインドだったが、後半の中盤、やや神戸防御陣の足が止まったところを、バックスの展開で２トライして逆転した。30分すぎから神戸の猛反撃を受け、大畑に中央を割られ１トライ差。その後もゴール前での防御を余儀なくされたが、一瞬こぼれ球を拾い一気に反撃、だめ押しのトライを奪ったところでノーサイド。終わってみれば、34－20の快勝だった。
後半の３トライは、いずれもバックス陣の豊かな才能を感じさせるもので、三洋のチームカラーがずいぶん変わったものという印象を受けた。
他に上位陣では、トヨタとＮＥＣが星を伸ばし、三洋、東芝、トヨタ、ＮＥＣの順。優勝争いはここまでだろう。次節、三洋はトヨタと対戦、これに勝てば初制覇はほぼ堅いのではないか。トヨタが意地を見せるようだと、４チームの混戦に戻り先は見えなくなる。