44年間、衆議院議員を務めた菅直人さんが政界を引退されるそう。
菅さんの政治信条「最小不幸社会」には、私も共感する。国家や政府は、人々の幸せを決められないし決めるべきでない。夫婦別姓や人工妊娠中絶の是非をめぐる議論をみれば、権力者が「幸せ」と考えている価値観の押しつけが、どれだけおかしいか分かる。
しかし、お腹が空いているのに食べ物がないとか、勉強したいのに大学に行けないなど、不幸はかなりはっきり決められるので、政府は不幸を可能な限り取り除くことはできるし、それが国家や政府の役割だ。
「根絶」じゃなく「最小」としているのも好ましい。政府は人々が不幸じゃなくなるお手伝いはできるけど、最後はその人次第でしょう。
私は20歳代の5年近く-菅さんが政治を志したころ、国立に住んでいたので、衆議院選挙で2回は「菅直人」と書きました。
国立駅近くの居酒屋のオヤジが政治好き(自民党love)で、お客さんに選挙情勢を語ってくれます。私が、菅直人さんはどう?と水を向けると「こいつがヤバい(自民党にとって脅威)んだよ」(笑)
ただの市民活動家から首相に登りつめた稀な政治家でした。ご苦労さまでした。
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