決戦のとき

双方の気迫が激突、序盤から激しい攻防。南アフリカの左ウイングが個人技で左隅に先制トライ。日本もPGを返し、その後は一進一退、南アの攻撃にミスもあり５－３でハーフタイム。息詰まる展開だが、後半に期待感も。

しかし後半は南ア優位に。トライこそ許さなかったものの３PGで11点差に。さらに残り15分でモールドライブからSHデクラークがゴール下に飛び込んで試合を決めた。

日本もよく闘った。前半は互角、後半もディフェンスを頑張って、なかばまでは試合の興味を繋いだ。最後は力尽きたが、優勝候補の南アフリカをたじろがせた。

ただ前回大会の教訓か、南アは日本をしっかり研究していた。マイボールラインアウトを何度も奪われ、両ウイングが走る場面も少なかった。

Ｊスポーツが、矢野アナ―村上解説者という黄金コンビ(前回大会＆前週末の勝利)を変更したのはなぜ!?　関係ないか(笑)

ウェールズーフランスが面白かった。立ち上がりはフランスが連続トライ、その後もトライを重ね前半はフランスペース。19－10で折り返し。ただ、フランスのゴールキックが２本ポストに嫌われてさほど点差ではなかったことが後半のドラマに。

後半開始早々に事件が起きた。フランスのフォワードがモールで、相手に肘うちをして一発退場。守勢一方に。それでもフランスは粘り強いディフェンスで６点リードを持ちこたえたが、残り５分で試合を決めるプレーが。フランスゴール前のマイボールスクラムをウェールズが押して奪い、そのままトライ(ゴール)。僅差の勝利をつかんだ。

 

昨日の２試合はほぼ実力どおりの結果。ニュージーランドは持ち前の展開ラグビー全開でアイルランドに完勝。

イングランドもオーストラリアに後半の立ち上がりに１点差に迫られたが、あわてずトライを重ね、ダブルスコア以上の勝利。