狩場山

道南の最高峰、狩場山(1,520ｍ)に登りました。写真などで見るとおり深く大きな山でした。
最も手軽なコースが林道の崩壊によりダメで、南側の北檜山からの真駒内川コース。歩き始めは小雨が降っています。一部登山道が不明瞭だったり蒸し暑いしちょっとドツボな気分でした。
でも次第に天気が回復、中間点をすぎたあたりから展望もひらけてきました。お手軽コースとの合流点の手前に冷たい水があって、一気に元気も回復！　登山道をチョロチョロ流れている水なので溜めると枯れ葉が浮いていますが、もちろん飲みました(笑)。これがなかったらリタイアしてたかも。
そこから先は、お花畑や沼が現れて良い雰囲気、特にウメバチソウが登山道にも咲いていて踏んでしまいそう。他にアオノツガザクラも。現金なもので「来て良かった。狩場山、最高！」と思いましたよ。
良い山でしたがとにかく長かった。トータル８時間半歩きました。山中では誰にも会わず、たった一人の山はウン十年ぶりかな。

翌日、瀬棚の浜辺にある小高い展望台に登ったら高山植物(ハクサンフウロ、ツリガネニンジン、ナデシコ)がきれいで驚きました。瀬棚は、本邦初の女医・荻野吟子が11年間開業していた町として有名で、あちこちに顕彰碑などが建っていました。