事件は起きた。負傷欠場していたチームの要・カーターの代わりのSOクルーデンも前半30分すぎに負傷退場。
そして後半の立ち上がりにはPGで加点したが、直後わずかなミスを衝かれフランスにトライ(ゴール)を許し1点差に迫られた。その後は一進一退の攻防が続いたが双方無得点。ニュージーランドは息詰まる接戦を制して2度目の頂点に登りつめた。
あわやという場面はなかったものの、ここまでの順調な闘いぶりに比べれば苦戦の印象は免れない。ほとんど優位だった前半に、ゴールキックが不調でトライの5点だけだったのが一番の原因。
どうして決勝まで進んだか不思議だったフランスも、決勝ではしつこいディフェンスで1トライしか許さず、最後までニュージーランドの観衆をハラハラさせ、存在感を示した。
それ以外では、前回大会予選敗退のウェールズとアイルランドが大会を盛り上げた。フランスを破ったトンガも素晴らしかった。次回はイングランドで、そして8年後は日本で開催される。南半球勢の優位は続くのか。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます