明日の風

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自公の距離と民共の距離

2016-07-05 12:12:47 | 時評
自民党と公明党の幹部が、民進党と共産党の選挙協力は野合だと批判を強めています。邪推だったらゴメンなさいですが、こうした批判は、危機感のあらわれか、さもなければ批判すると自分たちに有利だと思っているからなんでしょうね(野党統一候補の裏には悪魔のような共産党が‼)
たしかに民進党と共産党は結構距離があると思います。距離がある両党が協力を選んだのは、それだけストップ安倍政権の想いが強いのでしょう。見通しは不透明ですが、もし自公が伸び悩めば、その立役者は共産党の志位委員長だと思います。香川以外の31選挙区でよく自らの候補者を下す英断をしたものです。古すぎる表現と言われそうですが、わが国のリベラル勢力のなかで、志位さんは男を上げました。
それに比べて、自民党と公明党の共通点っていったい…… 改憲⇔護憲、新自由主義⇔福祉重視、軍事力重視⇔平和志向(集団的自衛権解禁に反対していた公明党は連立政権維持のために妥協しました)、特に安倍政権になってからはほとんど共通点がないのでは? 過去の経緯にこだわらなければ、公明党と政策的に一番近いのは民進党にみえます。
よく公明党の山口代表は、混乱の民共ではなく安定した自公政権で云々と言いますが、これはどんなに政策が違っても与党にしがみつくという意思表示かと勘ぐってしまいます。だとすれば、なかなかのブラックジョーク!
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