やはりというか何というか、当事者の高校生にはお見舞いしますとしか言えません(><)
高校生のインタビューの映像が流れていますが、みんなお利口さんで(・□・;) 不健康な中高年のせいで何で俺たちが犠牲に!?と、もっと言いたいことを言ってください(若者や子どもは感染者も少ないし、ましてや重症者や死者はまれ)
これを伝えるニュースで、中止は戦況が悪化した1941年以来と書かれているものもありますが、1941年夏はまだ戦況悪化していません。戦況悪化のきっかけは翌1942年6月のミッドウェー海戦。
この辺の事情を宮脇俊三さんは『時刻表昭和史』で、これから始まる戦争に備えて、戦時体制に突き進む一環だったのだろうと書いています。その証拠に、翌1942年にはインターハイ(現在の高校総体)も夏の甲子園(別名称でしたが)も復活。宮脇さんは、この復活については「政府は開戦いらい高揚した国民の気分を温存したかったのであろう」と評しています。
大人の都合に振り回される若者たち。戦争中も不要不急の旅行を続けた、世界の鉄道乗りまくり屋・宮脇俊三さんがご存命なら、現在の状況をどうご覧になったでしょうか?
『時刻表昭和史』は『時刻表2万キロ』と並ぶ宮脇ワールドの傑作と思います。鉄道ファンじゃない方にもお薦めしたい1冊です(宮脇さん自身もそう仰っています)
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