森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

不倫のお詫びで「言ってはいけない言葉」

2024-11-12 | 社会問題・政治関連
昨日から大騒ぎの、「国民民主党 玉木代表の不倫騒動」。でも私は全く興味がなく、背中
でニュースを聴いていた。というのも私、この人が以前から苦手で、先日「トランプが当
選してしまったね~;」と電話をかけてきたririkoさんに、今回躍進した国民民主党の玉木
氏の話になり、彼を好きになれない理由を話したばかりだった(理由は割愛しますw)

しかし、まさかこんなに早く化けの皮が剥がれる評判が落ちるとは@@
この会見で彼は「妻は、私の妻は・・」と言葉を詰まらせ、「日本一地元を守る妻です」と、
涙ぐんだ。(溜めに溜めて、ひねり出した言葉がそれかーいw) 東大卒とは思えぬ言葉に
仰天。

そんな「日本一」の比較どこでやってるん?(九州弁で失礼;)
しかも、誰が決めるん?(九州弁ですw)と、私は一人心の中で突っ込み入れてた(笑)
夫にこんなこと言われても、奥さんにとって何の慰めにもならんし(九州弁~)

でもね、一番妻側にとってショックだろうと思ったのは「ほかの女性に惹かれてしまったの
は」の、「惹かれた」という言葉。妻にとっては、ただの遊びだったと言われた方がマシだっ
たのではと思う。妻子ある人と知りながら不倫した女性は「遊び」と言われても仕方ない。

昔、布袋寅泰氏が某女優さんと不倫したとかで謝罪したときに「火遊びが過ぎた」と言って、
不倫相手の夫である某男優さんから「人の妻を軽んじた」と激怒されたけど、それは当然。

不倫相手の女優さんも顔に泥を塗られたと思っただろうけど、自分に非があるから仕方ない。
逆に妻の今井美樹さんはこの言葉で救われたのかもしれないけど、過去に山下久美子さんから
略奪したという経緯があるせいか、世間からはあまり同情されなかったようだ。相手方は離婚
したのにと。  不倫は、どんな理由があろうと、人を傷つける。

今朝の羽鳥さんの番組で、玉川氏が「結婚していても他の女性に惹かれることはあるかもし
れない。だけど、一線を越えてはだめだ」と言っていたらしい。正論だと。付け加えるなら、
「そして、惹かれたことをパートナーには絶対に打ち明けてはいけない」ということかな。

今日は久しぶりに姉に誘われてカラオケに行きました☆ 初めは声がでなかったけど、歌って
いるうちに少しずつ声が出てきました☆




だけど、聖子さんの歌は二曲ともいつもより2点ずつ低くて、やはり練習しないとダメだと;


ブログはなぜか今現在、いつもより訪問者が多めのようで、なにかあったのかな?






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あぁ物価高

2024-11-09 | 社会問題・政治関連
昨日は、四人姉妹揃っての久々の食事(ランチ)。4月に二番目の姉が倒れて以来、退院後
もそれぞれの体調や都合が合わず、4人が揃うのはこれが初めてだったので嬉しかった☆

行き帰りの送迎はまたも義兄が担ってくれたので、二番目の姉は外の急激な寒気を知らず
薄着で来ていたせいで、食事の後外に出ると「寒いー!」と震えた;
実は私も初めはメンズライクで7分袖↓を準備していたが、今月は町内の当番月だったので、
朝外へ出て掃除をして、急激な寒気に驚き、すぐさま服装を替えたのだった。

 
姉たちに、異常に寒い事をlineで伝えていたのだが、一人見てなかったという;

せっかく退院できたのに大変!と、皆で手持ちのストールや上着を貸したけど、すぐ近く
にセカンドストリートがあったことを思い出し、義兄が迎えに来るまで羽織る物でもあれ
ばと、店に急いだ。その後は皆であれこれ物色(笑)結局真ん中の二人が掘り出し物を見
つけ、購入した。お安い値段で、物価高の今は有難い☆

久々に皆で笑い合い、楽しい時間を過ごしたが、またいつ揃うだろうか判らないからこそ
こんな何でもない時間が大切に思えた。私たち姉妹を仲良しに育ててくれた母に感謝★
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日の日記で、偶然「一条天皇」が現代ドラマに出演している所を目にし、録画だけした
と書いたけど、あれから毎週笑わせてもらっている「無能の鷹」w。コメディだが、あり
がちなドタバタでもなく、現代サラリーマンの風刺?にも思えて、なかなか面白い。

やはり興味深いのは、一条天皇役だった塩野瑛久という役者さんの、正反対な役どころ。
あのリアルな剃髪姿は、本当に自分の頭も剃ったのでは?と思ってみていたのだけれど、
そうだとしたら、今回の役でのウイッグぽさも納得できるんだけど・・違うかな(笑)

 

最近、何もかもお高くて、特に果物なんかはカメムシや気候の影響でビックリするくらい。
贅沢品はなかなか買えないが、バナナだけは毎日ヨーグルトと一緒に食べるので買う。
その時、一緒にこれを↓入れている。生協の「黒ごまアーモンドきな粉」は美味しい!

 
右のぼやけた画像は、擦りむいた私の指;近頃目算が狂うのか、アチコチぶつけたりが
とても多い; 年を取るって大変(涙)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トランプ氏のあの短気さや暴言、他者への中傷を聴いていると悲しくなる。本を読まないせ
いだろうか、意実誤認や失言も多い。そこがイーロン・マスクと気が合うんだろうけど。
米国民はあのような大統領でいいのだろうかと思ったら、やはり;(以下Movie Collectionより一部抜粋)
・・・・・・・・
2023年のアカデミー賞最多7部門受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・
ワンス』で助演女優賞を受賞したジェイミー・リー・カーティスはインスタグラムに長文を投稿。
(トゥルーライズ、フォーチュンクッキーも観ましたが、大好きな女優さんです)

投票の結果について、「多くの人が勝利を祝い、もしかしたらほくそ笑んでいるかもしれない。
多くの人は呆然とし、敗れた恐ろしさに悲しむだろう。それは誰が勝っても同じ結果であり、
それがアメリカと民主主義の姿なのです」と綴り、「では、それは何を意味するのか?」と続ける。

「それは、より制限の多い強権的な時代への確実な回帰を意味します。多くの人々が、自分たちの
権利が阻害され、否定されることを恐れています。マイノリティのグループや若者たちは恐怖を感
じるでしょう。ゲイやトランスジェンダーはより恐怖を覚えるでしょう。私たちは、多くの女性が
必要とし、彼女たちにふさわしい性と生殖に関する医療を受けるのが困難になることを知っています。
そのような人たちを助ける人たちがいます。私もその1人です」

そして「しかし、本当に意味するのは、私たちが目を覚まし、闘うということです。女性と
子どもたち、そして彼女たちの未来のために闘い、専制政治と一日一戦していくのです。1度
にひとつの抗議。それがアメリカ人であることの意味です。これまでも、そしてこれからも、
結果がどうであれ」。

彼女は最後に「今日、人々に優しくしてください。今日は自分に優しく。今日、自分の気持ち
を感じてください。そして何よりも…今日、アメリカ人であってください」と締め括った。

ウーピー・ゴールドバーグは共同司会を務めるトーク番組「The View」でハリス候補の精力的
な選挙運動を称賛したうえで結果について、「人々が表に出てこなかった。なぜかはわからない
けれど、それはもうどうでもいい。彼は今や大統領なのだから」と言い、「彼の名前は言いません。
それは変わらない」と付け加えた。

ゴールドバーグは2016年にトランプが大統領選に勝利して以来、番組で彼の名前を口にすること
を拒否している。「トランプ」と言う名前と「大統領」と言う言葉を並べる気に「なれない」とい
うのが理由だ。

オスカー俳優で『ブラックアダム』(22年)などで知られるヴィオラ・デイヴィスはハリス副大統
領の写真をアップし、副大統領のアカウント宛に「あなたの勇気に感謝します。アメリカの約束を
愛してくれて、ありがとう。私は今もこれからもずっと誇りに思います」と綴った。

若い世代では、6月に新作アルバム宣伝で来日したばかりのビリー・アイリッシュがライブ公演中
に前日の選挙結果について「深く深く女性を憎悪している人物がアメリカの大統領になろうとして
います」とコメントした。「こんな日に公演をやるなんて想像もできなかった」「でも、今みたいな
時にみんなと一緒にこんなことができるのは、とても光栄なことだと感じました」と聴衆に語りか
け、アメリカで人工妊娠中絶の合憲性を認めたロー対ウェイド判決が覆された2022年に発表した楽
曲「TV」を演奏した。

SNS上では女性のセレブの投稿が目立つが、男性では『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・ス
カイウォーカー役でお馴染みのマーク・ハミルが「私たちは、私たちにふさわしいリーダーを得る
というが」とXに投稿した。ハミルは「それが否定されたのか、それともこれは私たちが思い描いて
暮らしてきたアメリカではないのか」と綴っている。

(この投稿には「あなたはいつ国を出るのですか?」、「あなたが彼にふさわしくないのだ」など、
トランプ支持者からの否定的なリプライが殺到している)

以前からSNSで政治的発言を続けてきたジョン・キューザックは、トランプに投票することで「国
が自滅することを選ぶという事実は、控えめに言って深いニヒリズムの表れだ」と投稿。

作家のスティーヴン・キングは「美しく壊れやすいものを売る多くの店にはこんな注意書きがある
「見ていて素敵、持つのが楽しい、でも一度壊してしまったら、それは売られてしまう。民主主義
についても、同じことが言える」とXに綴った。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の好きな人や尊敬する人の殆どが、ハリス応援というか反トランプで、やはりその反応も頷ける。
とりわけ「民主主義の崩壊」と「気候変動」においては、皆が案じているとおり加速するような気が
する。大げさかもしれないが、人類の存亡にも繋がるような。
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「ドリル、ベイビー、ドリル(石油を掘って掘って掘りまくれ)!」

2024-11-07 | 社会問題・政治関連
トランプが再び大統領の座に返り咲き、ハリス(というよりアンチトランプ)派の人々の
落胆は大きい。多くのハリウッドセレブが口々に嘆く中、ひと際鋭い言葉をツイートした
俳優ジョン・キューザックはXの投稿で「この国が、有罪判決を受けた性的暴行犯で、ナチ
スの男を投票で選んで自滅することを選んだという事実は、控えめに言っても根深いニヒリ
ズムの表れだ」と記したが、削除されているという。

Xのオーナーとなったイーロンは「言論の自由を取り戻す」と豪語してツイッターを買収し
たが、その後、FOXニュースの司会で(ツイッター時代に凍結されていた)トランプのイン
タビュー番組をX上で作ったり、嘘やデマ・ヘイト投稿が大幅に増えたことで、広告主が離
れ、経営危機に陥った。

更に、彼を批判したアカウントを凍結するなどし、彼の言う「言論の自由」は、(旧ツイッ
ター時代の社員曰く)「イーロン自身が言いたいことを言う自由」となった。
    (ソース・「世界のドキュメンタリー イーロンマスク、ツイッター買収の真相」)

このハチャメチャなマスク氏とトランプ、プーチンと北のあの国のトップ、そしてイスラ
エルのネタニヤフが世界を支配するために手を組んだら、それこそがトランプの主張する
「ディープステート」(闇の政府)になると思うんだけど;

私自身、Xにもアメリカの政治にも興味が薄いが、地球環境のこれからが一番の心配だ。

トランプは「ドリル、ベイビー、ドリル(石油を掘って掘って掘りまくれ)!」と連呼し
勝利演説でも米国に埋蔵されている石油を「液体の金」と表現した。この先、トランプは
国内の石油・ガスの開発や生産を最優先事項のひとつとするという。保留中のパイプライ
ンプロジェクトの承認を迅速に進めることや、海洋掘削権の売却を増やすこと、温暖化対
策の国際枠組み「パリ協定」から再び脱退することも約束している。(ソース・Forbes)

モーニングショーで玉川徹氏は
「これからの4年間は、例えば温暖化もCO2関係ないとかいうような人ですから。パリ
協定から離脱するかもしれないし」とし「日本に対する影響、むちゃな要求をしてきそう
な感じがするんで、これからの4年間は嫌なニュースをずいぶん見そうな感じがしますね」
と指摘していた。(yahooニュース)

私自身は、今年の夏の異常な暑さに加え、これ以上の暑さに(トランプ政権の4年間)生き
延びる気がしないので、もう諦めているのだが、子供たち孫たちの生きる世界を思うと嘆い
てばかりはいられない…敢えてこれを選んだ人たちは、そうなった時どうするのだろう?

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嘘やヘイトも金になる その2

2024-11-05 | 社会問題・政治関連
前々回の日記の続きです。
一息入れずにはいられない内容なので、分けてみました;
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嘘やヘイト、デマ情報ほど拡散しやすくなる仕組みは、アルゴリズムにより、広告を表示
する側がそう仕向けていることが主な原因の一つだったが、その内容はますますエスカレー
トし、特に米国では今やそれが国民の分断を煽り、議会襲撃事件に至ったことは明らかだった。

「行動を起こすのは今だ、ペンス副大統領が国と憲法のために立ち上がることを切に願う。
さもなくば、君に大いに失望するだろう」と、トランプが国民を扇動した結果であり、また
フェイスブックのアルゴリズムが襲撃事件に繋がる有害なコンテンツをどんどん拡散させ
「選挙が盗まれた」という主張に興味を持った人たちに、次々にお勧めのグループを紹介し
たのも一因だった。

 

米国に限らず、イギリス下院議員のジョーコックスさんは、EU離脱の是非を問う国民投票
の直前に白人至上主義者に殺された。犯人はニセ情報に踊らされ、彼女を殺すべきだと信じ
込み、「ブリテンファースト!裏切り者に死を!」と叫んでいた。極右団体ブリテンファース
トが、フェイスブックで100万回の「イイね」を獲ったと主張。
 


そして、Xのオーナーとなったイーロンマスクは主張する。
 

 

 

 

 
論理の破綻どころではない意味不明の弁に、驚く。さすが、トランプ支持者である。
トランプ支持者の議会襲撃の前後、潜入捜査をした女性は、アメリカの民兵組織や極右団体
のオンラインコミュニティに架空の人物に成りすまして潜入した。事件後には彼女のフェイ
スブックには山ほどの選挙の不正を主張する記事や投稿が表示され、同時に軍の装備品の広
告も出てくるようになった。

フェイスブックが特定の個人に特定の広告を表示する仕組みには、その人の関心があると
されるカテゴリーに、検索したワードを残すことにあるという。「SNSでの民兵組織や
過激派の活動を禁じる」と大々的に発表していたにも拘らず、こうした広告は規制されず
ユーザーの関心のキーワードに(彼女の場合)「民兵」を残して利益を上げようとしていた。

結果的に襲撃を応援していたことになる。フランスの大学院で、人工知能について学び、
学位をとった後にグーグルに就職した男性は、ユーチューブのソフトウエアの改良に取り組
んだが、「次に見る動画を勧める時、A 案とB案のどちらが有効か、つまりどちらがユーザー
をより長い時間ユーチューブに引き留められるか探っていたのです」と語った。

私たちのSNS上での行動はつぶさに分析されている。どこでスクロールし、どこで止めたのか
それらの情報を基に、入念に設計されたアルゴリズムが、どのコンテンツを勧めるのが効果的
か個々に判断する。

次々に同じ陰謀論のビデオを観ていると、こんなに多くの動画があって、皆同じことを言って
いるのだから、事実に違いないと思うようになる。その主張に納得したからではなく、繰り返
しこそがユーザー引き留めのためにグーグルがとった戦略なのだという。

彼は、陰謀論を大量に勧める傾向にあるユーチューブに反発して、本来の「ユーザーが新しい
コンテンツを発見したり今までと違う視点にであう為のおすすめ機能を作ろう」と提案したが、
会社は受け入れず、クビになった。

「ユーザーはスクロールして投稿や記事を読み続ける。すると投稿3つごとに広告が現れ金が落
ち、(表示されるだけで広告主からお金を獲れる)次の3つでまた広告が出る。彼らは私たちの頭
の中を乗っ取ることで巨万の富を得ている」

ネット広告の表示で収益を得る仕組みのプラットフォーム企業は、常により多くのユーザーを取
り込もうとしているが、世界には経済的な理由でインターネット接続が困難な人々がいる。そこ
フェイスブックはフィリピンやインドネシア、ブラジルなどで携帯電話の関連企業と提携して
サービスの無料提供を始めた
。(食べるものにも困っているという人たちが、なぜネットに繋が
っているのかずっと不思議だったけど、そういうことか‥と納得)

それにより、そこでは「フェイスブック」がインターネットを指す言葉になった。だが彼らはフェイ
スブックの垣根を超えることは出来ず、事の真偽を確かめたくても、他の検索サイトは使えない。そ
のような限られたネット環境しか持たないインターネットに関する知識に疎い人々に、管理者のチェ
ックを受けない山ほどの偽情報やヘイトが組み合わさると、とんでもない惨事が起こる。

実際、ミャンマー、エチオピア、中東諸国でそれは起こった。ケニアでは選挙の数か月前からヘ
イトスピーチに関する検知能力をチェックしたが、フェイスブックに関してMetaはチェックして
いると公言していたにも拘らず、試しにヘイト内容の広告を出してテストしてみた所、すべて審査
を通過したという。 

今や何千もの企業が、私たちのスマホやパソコンが生み出す膨大なデータを、競って収集分類し、
販売している。データの売買は世界中で行われ、スマホやアプリが普及している国なら必ず、デー
タのブローカーが居て、あなたのデータを集めている。

2023年ジョアン・キムという女性が精神衛生に関わるデータの販売について調査した。彼女はデー
タブローカーにそれらのデータを買いたいと持ち掛けた所、販売を承諾した会社は10社以上あり、
その症状ばかりか使用した薬剤、経済状況や位置情報までのリストが提供されようとしたという。

 

 

驚いたことに、家族計画クリニックの駐車場にどの端末が訪れたかというデータまで、位置情報
により検知されている実態まで明らかになり、ここを訪れた女性のスマホには「人工妊娠中絶反対」
の組織から、「中絶予約はキャンセルできる」などと言う広告が表示されたという。



オランダでは、エリックヴァンデンバーグという男性が小遣い稼ぎの振りをして「ビットコインで有
名人が大儲け」という広告を打った相手にコンタクトを取ったところ、相手はすぐさま連絡をしてき
てデータ1式の圧縮ファイルを送ってきた。解凍すると中には11のマーケット向けに加工された48
の捏造記事があり、それらを彼がSNSに投稿し誰かがクレジットカードの番号を入力すれば、1件に
つき600ドル貰えるということだった。

 


今や、おとり広告、投資詐欺、銀行口座の情報抜き取り、サイバー犯罪の被害者は世界中で絶えない。
 

 

 
ヨーロッパ連合では、デジタルサービス法が合意に達したという。オフラインで違法なものは、オンラ
インでも違法だとするデジタルサービス法。
 

これに対し、IT大手は莫大なカネを投じて必死にロビー活動を行っている。(手前はマークザッカーバーグ)
 

詐欺グループはグーグルやフェイスブックに広告掲載料を払っている。なので巨大IT企業の利益追求と、厳格
な広告に対する規制とは相反する関係にある。彼らは防止策を講じるとは言うが、全力を尽くすかどうかは
疑問。巨大IT企業がビジネスの透明性を高めない限り、問題は闇の中に埋もれたままだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
とてつもなく長い文章になりましたが、この実態はますます水面下で加速することでしょう。あなたや私の
周りでも、いつ被害に遭う人たちが現れるかもしれない。私に、「陰謀論」を唱えるユーチューバーのチャン
ネルを観てという友人も、知らないうちに片棒を担いでしまっている実態。「観ない」ことでしか、自分さえ
守れないのだから、すでに暴走を始めた人たちを止められるわけがないのかもしれない・・・。

(参考書籍)
  

※余談ですが、私の今日の記事の下に表示されている広告は、動物関連ばかり(笑)なんかホッとする~~
でも他所に行けば、以前チェックした画材だったり、洋服や雑貨、衛生用品などがずらり。やっぱり抜き取
られている?@@; あなたには何が表示されていますか!?
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嘘やヘイトも金になる

2024-11-04 | 社会問題・政治関連
この番組を視聴録画してからかなり時間が経ってしまったけれど、この記事を書くことに
少し躊躇していました。内容が、インターネットとは切っても切り離せない「広告」につ
いて切り込んだものだからです。でも、gooという場所の安全性を信じて取り上げてみます。

今回は「嘘やヘイトも金になる ネット自動広告取引の闇」についての興味深い内容でした。
これについては、先日から友人の1人が「陰謀論」に染まっていることから、なぜ彼女がこの
ようなアヤシイ情報に翻弄されているのか知りたいと思ったのがきっかけでした。

そして、この番組や他の書籍(以前取り上げた本)などでその原因の一端が垣間見れた気が
しました。
以下、できるだけ番組の内容に忠実に記したく、画像が多くなりますがお赦しを。

グーグルや大手プラットフォームでは、昼夜を問わず広告のリクエストを世界中で処理し続けて
いるが、そのシステムは非常に複雑で仕組みも不透明なため、ネット広告に携わる人々でさえ、
よく分かっていないという。

一年で5千億ドルが取引されているというのに、どの広告がどこへ行き、投じたお金がどう使わ
れるか誰も解らない。
 

 

2016年の大統領選挙でトランプ氏の勝利に大きく貢献した「BREITBART」というアメリカ最大
の偽情報の発信元であるオンラインメディアは、FOXニュースとワシントンポストの合計よりも
その影響力が大きいと言われていた。そしてこのサイトには有名なブランドや会社の広告が多く
載っていたという。

しかし、フェイクニュースの発信元と言われるこのサイトに広告が表示されていたことを、広告
主たちは知らなかったという。これを知らされた後、ブランドや会社はグーグル広告から「BREITBART」
をブロックし、3か月で「BREITBART」は広告収入の9割を失った。


世界でもっとも有名なIT企業グーグルは、大きく分けると以下の3つに分類される
1 検索エンジン・・・ お金を払えば検索結果の画面に広告表示できる
2 YouTube ・・・・・動画を観る前に広告が出るので、」広告主はそこにお金を払う
3 グーグルアドセンス ・・・企業のサイトや個人のブログに広告を載せ、クリックされれば
               その分サイトのオーナーに報酬を払う
広告を持つサイトの9割がグーグル経由で広告を載せているが、出した広告がどこに載るのか、は
っきり分からないようにしているという。
最もバカげたデマ情報サイトには、アマゾンやSpotifyといった大企業の広告まで載っていたという。

 

 

何故真のジャーナリズムが人々に届きにくいのか。それは、フェイクニュースが上質な記事や緻密
な調査報道、証拠に基づいた思考や考え抜かれた意見を駆逐し、社会全体を愚かな方愚かな方へと
誘ってしまうからだ
と、デジタルヘイト対策センターのイムラン・アーメド氏は語る。

巨大IT企業が 利益を増やすには、可能な限り利用者を自社のプラットフォームに繋ぎとめておかな
くてはならない。長ければ長いほど、より多くの広告を表示できるからだという。フェイスブック
のライバルは、Xなどではなく、「あなたが本を読んだり家族と過ごす時間」なのだと。

より多くの広告を見てもらうためには、あなたの視線を釘付けにする必要がある。利用者の心を奪
うのは「偽情報やヘイトといった感情を大きく刺激するコンテンツ
」だという。
 

 

アルゴリズムは人々が最も長く留まるコンテンツに広告を配信する。そこが金を産む場所だから。
内部告発者の証言や調査の結果、運営企業はニセ情報を盛んに拡散する人たちがいるのを知りながら
それを避けるシステムに変更せず、ビジネスモデルを変えていないことが判った。彼らは道徳よりも
金儲けを優先している。

 

 

 

「審査システムがすべての広告を掲載前にチェックします」と言いながら、実際はほぼ有害な広告が
審査を通るのだという。物騒で危険な武器を販売する広告も野放しだったりするという。

 

 

 

嘘やデマ情報ばかりがどうしてここまで拡散してしまうかの仕組みは理解できたので、一旦終了して、
次回また続きをアップすることにします★
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スポーツ賭博のワナ「クリックベット」

2024-10-18 | 社会問題・政治関連
今年早々、大谷さんの通訳M氏が「ギャンブル依存により、大谷さんの口座からお金を盗
んでいた」という事件があり、日本中を騒然とさせた。今やギャンブル依存症は、どこの
国でも大変な問題になっている。

世界各国の政府やEUに働きかけて急成長する賭博サイトの巧妙な手口と、有効な規制がさ
れていない実態に迫るドキュメンタリー「クリックベット 欧州スポーツ賭博のワナ」を
観た。
 

 

2000年代から、スマホの普及により簡単に若者も賭けられるようになり、EU加盟国でオ
ンラインギャンブルに対する規制の解除が進み、賭博サイトに追い風が吹いたという。
運営会社は巨万の富を築き、政府に大口の献金しているので、政治への影響力を持つよう
になった。

未成年者のスポーツ賭博が禁じられているにもかかわらず、賭博サイトは若者をターゲット
にしていて(利用者の約半数が25歳以下)彼らの人生に取り返しのつかない事態が起きてい
るという。
↓欧州全体に広がる賭博サイト
 

 
盛り上がったら1000ユーロ分のチケットが当たるなどと言う特典を餌にして、ギャンブルを
したいという欲求に火をつけると、↓元従業員たちは語る。

ブックメーカーと呼ばれる運営者たちはインフルエンサーに報酬を払い、客が何度も繰り返し
賭けをしたくなるよう欲求を刺激するのだという。客が次第に会社の金や借金をしても賭けた
いと思わせ「依存症」に導くのだという。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

業界からの多額のスポンサー料でチームは潤い、スター選手を 獲得できるようにもなる
という。政府も然り。多額の税収が見込まれたり、個人的に献金されることもあるので
両者にとっていいことづくめだというが、結局は国民を苦しめているというのが現実。

どの国でも、政治家のずるさは同じだなぁ。人の人生を台無しにすることなんて、彼ら
にはどうでもいいのだろう。「1人が依存症になると、その周りの6人に影響が及ぶ」と
いうが、もしかしたらそれ以上かも。依存症の人が家庭内や学校で問題行動を起こすた
め周囲が巻き込まれる事例は、後を絶たない。 

実際、私の元夫も自分の弱さとギャンブルの持つ中毒性に負けてしまい、身内の誰から
も看取られることのない人生の幕引きをしたばかり。もはや他人ごとではない。
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【ニュース健診2024】

2024-10-17 | 社会問題・政治関連
↓この動画の前に、自信満々で「ニュース健診」を受けてみたら、何と5問中4問の正解で、
落とした5問目はフェイク動画を見分けるものだった。う~ん、正解が知りたいw


【ニュース健診2024】社会を混乱させる「インプレゾンビ」「フェイク」は倒せない?


↓こちらは、陰謀論を信じてしまった友人のYさんに観て欲しくてURLを貼り付けて
送りましたが、純粋に信じている呪縛が解けるといいな…

【ニュース健診2024】フラットな視点で「情報」を理解できていますか?
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「情報パンデミック あなたを惑わすものの正体」

2024-10-04 | 社会問題・政治関連
昨日は朝から体調が良く、以前から「会いたいね」と話していた元同僚と会うことに。
彼女は今年6月、遠い県外に住まわれるご両親の介護を理由に仕事を辞め、それを期に17年
暮らしたパートナーとの同居も解消したという。だが突然その故郷を離れて帰ってきた。

その理由や、パートナーとの同居を解消した別の理由などを話したいとのことだった。
彼女はさぞ疲れ切っているのだろうと思っていたが、なぜかピカピカに輝いていた☆
その理由を聴いて「さもありなん」と納得した。プライバシーに関わることなので端折るが
これまで彼女に降りかかってきた数々の災厄を知っているので、これからは幸せになって欲
しいと心から願い、別れた。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・
一方、友人のYさんはあれ以来、最近も米国選挙に関する陰謀論的メッセージやそれに関す
る動画などを変わらず送ってくるので、私はそれらに関わる議論を交わすのを避けている。
彼女を友人として好きだから尚更、それらの意見交換により互いを非難し合うことになるの
が嫌なのだ。

だけど最近は周囲の多くの人が何らかのyoutube動画などに影響を受けていて、「マスコミ
を信じちゃダメ」「何かおかしい」などと言うようになった。このブログを覗いてくれている
人達はご存知だと思うが、そんなことは疾の昔(とっくのむかし)から、ここに集う人と話して
いるし、何を今更と思う(笑)

そういう人たちに限って、以前は某政権の悪事を疑わず、信奉者であったのを知っているから。
要するに私などと違い、政府を疑わず、素直で従順な人なのかもしれない。
では彼らが今、メディアの情報を見ずして何を知っているのかと問うと、youtube などで表示
される同一傾向の人や組織の発信を信じているらしかった。

それはそれで、嘘やデマや噂レベルの「「制限のない垂れ流し」であることも多く、BPOやメデ
ィアリテラシーの厳しい目に晒されるようになった昨今のテレビ放送などよりずっと不確実でヤ
バい存在なのに。真実を知りたければ、彼らの言うマスゴミやワイドショー的な放送ではなく、
ちゃんとした「報道番組」をより多くチェックして、多角的に観ることが今こそ重要だと思う。



amazonから届いたコチラ↑ 陰謀論に飲み込まれる人達を取材していて、なかなか興味深い。
Yさんにもぜひ読んで欲しいと思った。但し、陰謀論にハマるまでネット情報やドキュメンタリー
などをあまり見なかった彼女とは、同じ映画を見ても全く異なる感想を持ったこともあり、
本の感想も異なるかもしれない。

何度か放送されたので観た方も多いと思う「スノーデン」という事実に基づいた映画もそう。
私はスマホのlineとあのアカウント連携というものも避けているくらい、ある種の情報漏洩が
あるだろうことを疑っているので、米国ならずともこのような国の監視が、世界的にあるかも
と思っている。

しかし、彼女は「あなたは知らないだろうけど陰謀論はこれを自分に警告してくれていたのだ」
と、衝撃をもって受け取ったようだった。見方や立場が異なると、受け取り方はもちろん、真実
の見え方もこれほど違うのかと、思い知った。

彼はロシアに亡命したが、アメリカ政府に対する批判材料としてロシアも彼を利用するだろうこ
とも想像できる。何故ならその国もその隣国も、もっと恐ろしい監視社会だから‥‥。
日本でも安倍政権時代に成立した事案が、彼は同様の監視に繋がると警告している。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元同僚と会った後、セリアに寄り、来年のカレンダーと洗剤のディスペンサーを買った。
見かけ倒しだった某有名雑貨店の泡ポンプ式は、酷く詰まりやすく使えなかったのでw
すぐ詰まるのなら100円でいいやとw

 



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Jon Bon Jovi に、アメリカの希望を観た ※追記あり

2024-09-13 | 社会問題・政治関連
朝一にこのニュースを観た時、まるでドラマか映画みたいだと思った^^

流石、普段から救済活動に大きな重きを置いている人って、こんな時も咄嗟に動けるのね☆
下の方のコメント欄にもあるけど、ご本人発信じゃない所もいい☆
彼らのライブには二度行ったけど、サービス精神が半端じゃなくて、終了時間が大幅に遅れ
お陰?で最終新幹線を逃しましたが(笑)

大統領選候補の討論番組で、ハリスさんが全般を通して「あなたはそうやって分断を煽ろう
としているけれど、分断ではなく、まず愛を取り戻すことが大事だと思う。私は人々が一つ
になり、より良い世界を作ることを努力すべきだと思う」という意味のことをブレずに言っ
たことが一番印象に残っている。対するトランプ氏の嘘の連発には、もううんざりだった。。

これは決して絵空事とか綺麗ごとなどではなく、今人類が最も力を入れるべきことだと、私
も思っているからだ。トランプさん初め、共和党の多くの人がつい数年前まで「地球温暖化
はデマだ」と言い、彼がパリ協定を離脱したことを忘れてはいけない。戦争も、どうにか停
戦や鎮静化に持ち込まねば世界は破滅するだろう。

特に、温暖化はもう後がない「急務」。
私が猛暑に弱いからだけではなくwこれからの世代に責任があると思うから。マイケルから
も「後4年で温暖化を止めよう」という「遺言」を託されたと、私は勝手に思っている。

※テイラースウィフトさんについて、一つ下の日記コメントでも触れましたが、彼女がハリ
ス氏に投票することをSNSで公表してから、あのFoxニュースがとんでも発言しましたねw
「歌手はただ歌っていればいい」そういう発言をする司会者を起用すること自体、この局の
偏向姿勢が判るというのに。。

たしかに共和党の主張する「正義より経済」は、米国人には有難いのかもしれないけど、
日本も経済成長期にCO2や他の公害を垂れ流してもそれには目もくれなかったあの時代が
「温暖化促進」に加担したことを思うと、もはや人類自滅の道を急速に歩むことになるこ
とを、トランプ支持者たちもいい加減気付かなければ・・・

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トランプ VS ハリス テレビ討論会

2024-09-11 | 社会問題・政治関連
日本時間の朝10時から始まった討論会を洗濯や掃除をしながら観ている。
同時通訳の難しさは解るけれど、日本語通訳がどちらもよく聞く声の女性で、どちらかと
言えば、トランプ氏側の通訳さんが、小さく聴こえるご本人の口調とは真逆の声色、つまり
知的で淀みない日本語に変換している。

対するハリスさん側の通訳の方は、あまりにも噛みすぎて、全体としての意味がすんなりと
入ってこない。実際にはハリスさんは知的で冷静な話ぶりなのに、日本人にはお二人のイメ
ージが逆に見えている。

それと、今回は相手側の話を遮りがちなトランプ氏の口激を懸念して、相手側が話している
時にマイクの音声をオフにしているためか、口汚く罵るトランプさんの醜さがトーンダウン
し、逆にそれがトランプ氏陣営から見れば有利になってしまうかもしれない。

(途中、録画に切り替えて、ドジャース対カブス戦を観てたりしてw)

米大統領選を俯瞰で観るための参考として こちらは解りやすかったかも。
トランプ氏については15分位から踏み込んでいるのでぜひ。
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