今日は久々に「カールさんとティーナさんの古民家村だより」について書きたかったのだけれど、昨夜スタートしたTBSの「御上先生」がとても良かったので、そちらについて少しだけ。
まずはこの脚本家が「詩森ろば」さんという方で、松坂桃李さんとは「新聞記者」でもタッグを組んだ人だったんですね。生意気な感想かもしれないけれど、序盤からぐんぐん惹きつけられてしまうような、流石の組み立て方でした。
The personal is political もそうだけど、「バタフライエフェクト」などのキーワードとなりそうな言葉がちりばめられ、私立の進学校が舞台のせいか、生徒らを「上級国民予備軍」(持ち上げているのではなく)と呼んで憚らない御上先生のセリフが秀逸だった。
彼は文部科学省の官僚派遣教師として、この学校に赴任するのだが、彼曰く、信じていた友に密告されて「天下りあっせん疑惑」をかけられ左遷されたということらしい。(だけど、この友が密告したというのもアヤシイし、ましてや友が岡田将生さんだから尚更;)色々な伏線がありそうだが、ドラマの内容はこれ以上控えますwでも、大人の私たちでも本気で観られるドラマのような気がします。
彼のただならぬ気迫が、これまでの教育モノでのキャラの強い先生とは、一線を画していて見応えありです。見逃した人で気になる方はTVerなどでも見られるのではないでしょうか。ぜひ!
あと、最後に流れるのが、ワンオクの「Puppets can't control you」という曲でこの作品のための書下ろしかと思うほど☆なぜか英語部分の歌詞の一部だけがエンドロール中に表示されるという異例な仕上がりで、個人的にとても気になりました^^;
Puppets Can’t Control You