森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

バラの香りとカンガルー

2007-10-28 | 写真画像
昨日土曜日は、姉の運転でドライブがてら緑を堪能することに。
初めは私の下の娘と私との三人のはずだったけど、急遽飛び入りで
すぐ上の姉も参加。

お天気も上々で、海辺の道路に沿って植えられたコスモスの
美しい姿を楽しんだ後、グリーンパークに着いた。

子供の幼稚園時代に一度と、母が亡くなる前の年に
母と姉たちとで一緒に来た後は、ここには来ていない。
植物が大好きだった母の、楽しそうだった姿を思い出しながら
あの時と同じ場所に座ってお弁当を食べた。

母を思い出す場所が私たちにはたくさんあって、しばらくは
それらの場所に行くたび涙ぐんでいた私たちだったけど、
そういう時間をたっぷり母と過ごせたことが
どんなに幸せだったかを、今しみじみ噛みしめている。

バラ園のバラを姉たちが楽しむ間に、私と娘はカンガルー園に。
大きなカンガルーたちは、志村動物園に出てくるハッチみたいに
全ての仕草が人間の親父っぽくて笑える。
のんびり(ぐったり?)横たわっている姿は、テレビの前で
寛ぐ日曜日のお父さんみたいだ。

小ぶりでシマシマのしっぽのワラビーたちの柵の傍に、
破れた穴から出てきたらしいカワイイ目の子がウロウロしていた。
飼育員さんに訊くと、「この子はポチタマにも出たんですよー。
いたずらっ子なんですよ」と教えてくれた。

      

もしかして、飼育員さんに育てられたというあの赤ちゃん?
こんなに成長しても人間が好きなのか、全然人を怖がらずに
平気で身体を寄せてくるし、落ちた葉っぱを拾ってはむしゃむしゃ
食べるので、一枚拾って渡すと、それを両手で持って目の前で
食べてくれた。

独占状態でたくさん撫でて堪能したので、娘も私も大満足して
バラ園に行き、姉たちと合流。

 

そのバラの美しさは、特別花が好きなわけではない私にも、
言葉にならないくらいの感動をくれた。
皆で歓声をあげながら、これもたっぷり堪能し
地上の楽園ってこんな場所かもしれないねーと、帰り道
携帯やデジカメで撮った写真を眺めながら皆で話した。

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