森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

引き寄せの法則

2009-03-26 | 思い・つれづれ
昨日もちょっと触れたけれど、求めることを「引き寄せる」
力の「法則」をそう言うらしい。
少し前の朝日新聞・天声新語にあった。
それによると「今の自分の容姿や生活環境は、良くも悪くも
すべて自分自身が望んだ結果」という考え方だ。
19世紀後半に広まったらしく、元々聖書の「求めよ。
さらば与えられん」という一節が起源だとも。

記事を投稿した女性は、自身が経験した離婚のあと、
「なぜ私がこんな目に遭うのか」と、いかに自分が不幸か
長々と綴っては読み返し、またブルーになるという悪循環
にはまっていた頃にこの本に出会ったという。

それからは心がけて「楽しかったこと」「嬉しかったこと」
だけを日記に書くことにしたそうだ。
そうすると自分がどれだけ多くの幸せに囲まれているかに
気づき、自然と笑顔でいられることができるようになったと
言う。「人生を創るのは私自身」と結んであった。

この本を今まで読んだわけではないけど、私もこの考え方が
好きで、このブログを始めるときのメッセージにもそう記した。
たとえ離婚したとはいえ、親が憎しみをいつまでも引きずって
いたら、子供も自分を肯定できなくなる。
私はこの子供たちを得るために、この結婚をしなければならなか
ったと思えるのだ。

子供たちには、何故一度は惹かれあった二人が別れることに
なったかを、敢えて歪曲せず伝えたいと思った。
時には冗談まで交えて、相手のことを話せるようになった。

何処で何をして両親がそうなったかを、子供たちは知る権利が
あると思うし、同じ失敗をできればして欲しくないという思い
もあるが、人を口汚く言うのは信条に反する。

立派な人間には程遠いが、嫌なことをされたら、それだけを
「嫌」だと言うことで留めたい。それ以上にも以下にも言う
必要はないのだ。
そんなことをすると自分が惨めになると、知っているからだ。

状況や出来事が人を惨めにするのではなく、
卑屈になり、自分を「不幸だ」と思う気持ちが
人を惨めにするのだと、子供たちが何かに躓く折には話したい。

「人生に夢があるのではなく、夢が人生を創るのだ」
誰の言葉だったろう。いつも思い出しては励まされる大好きな
フレーズだ。
失敗も人のせいにする人が多い中、心して生きねば。




※追記
「謝 世輝」博士という方の言葉だそうですね。
 著書を読もうと思います。

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