goo blog サービス終了のお知らせ 

森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

心配性

2009-10-13 | マイケル・ジャクソン
私は抜けてるところが多いが、ある部分においてはかなり神経質で
心配性らしい。相反する性格を併せ持つ二重人格とかいうのでは
なく、拘るものが人それぞれ違い、重要視する部分も異なるからだ
ろう。

例えばマイケルに関しても、ある人は数字に拘る。
どれだけ売り上げたか、また何年にパフォしたものかとか
入念に調べ上げていたりする。どちらかと言えばこのタイプは
男性に多い。

また、どれだけ間近で会ったとか、自分の生活の基盤を投げ打って
まで、追っかけすることに意味を見出そうとする人もいる。
もちろんこちらは若い(ばかりではないが)女性に多い(笑)

グッズ集めに奔走する人もいれば、CD全てを持っていたい人、
また音楽そのものより、どういう音響設備で聴くかを重視する
人など、様々だ。

私はそのどれにも当てはまらないと言えば中途半端に聞こえるかも
しれないけれど、音楽そのものから感じる自分なりのイメージを
純粋に楽しみたい派なので、強いて言えば曲や詩に込められた心と
か気持ちを知りたいと思う、感性重視タイプかも。

想像していたとおりに語るマイケルを見たり、答えたインタビュー
等を読んだりすると、それだけで嬉しい。
自分もそれをキャッチできたことで、何かを共有できたような気が
するから。

人それぞれに、思い思いの楽しみ方があっていいと思う。
今までだって流出した音源を密かに隠し持っているファンは
私を含め大勢いたし、それをばら撒く人は論外だけど、個人で
後ろめたさを感じながらひっそり楽しむ範囲内ならそれほど罪は
無いと思っている。

けれど、利益を求めるために、組織としてやるのはまずい。
今、本人が語ることが出来ないのをいいことに、本来なら
絶対に表に出ないだろう(出たとしてもいつもの密やかな流出で
済まされた)ものが、まるで本人の意思で発表されたかのような
宣伝に、唖然とする。

昨日解禁になった曲は、ポール・アンカが「自分がマイケルを
招いて共同で作った曲だ」と激怒していると報道されている。
マイケルが無断で持ち出し、それをコピーしたと。

確かにyoutubeでもポール・アンカとマイケルの曲だとして
女性が歌った「アイ・ネバー・ハード」という曲があがっている。
マイケルが今更この曲を出さねばならない理由などないし、これを
ライブのラストに使わねばならないほど持ち歌に不足があるわけもなく
ポール・アンカがマイケルから直接事情を聴けたなら、こんなことには
ならないはず。

明らかに誰がどう考えてもマイケルの意思は何処にも介在しないはず
のこの件でも、もしやまた全てを彼のせいにしてしまうのではと
心配性の私は、またまた気になるのだ。

マイケルに関しては、元医者が言うからとか元ボディーガードが見た
からと言って、本当のことだとは言えない。
元使用人も大金目当てにタブロイドに嘘を売り、元弁護士さえまこと
しやかに嘘を言うのを見てきた。

裁判の時には検察側も主張を嘘で塗り固めるために、二度に渡って大掛
かりな家宅捜査をやってみせ、指紋がついていると証拠押収されたもの
の中には、訴訟が起こされた後に発行された雑誌もあった。
明らかに子供の指紋は後から付けられたものだと、裁判でもメズロウさん
が暗に指摘していた。

それらの人がマイケルを薬漬けだったと言い、実際に薬が押収されても
それをマイケルが使ったと簡単に信じるほど、ファンはバカじゃない。

過去の様々な事情を知らない人には、ちゃんとしたニュースに
聞こえることでも、幾度もの裁判で、時にはありえない主張をして
きた人さえ「被害者」として真っ当に扱われていたりすることを
歯軋りをしながら見てきた者にとっては、報道のいいかげんさに
ただただ呆れることもある。

コメント