森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

iPhoneケース プレゼント用

2012-03-02 | DIY・ハンドメイド・クラフト
先日作った姉の誕生日プレゼントの携帯ケースを気に入ってくれた
友人のivyさん。

実は彼女からこの冬オープンした彼女の友人のみかん農園で
採れたばかりのみかんを送ってもらったお礼に何か・・と考え
ていたので、彼女用のiPhoneケースを作らせてもらうことにした。

遠慮する彼女に無理やり聞き出したところ、デザインも革も同じが
良いとのことで、早速取り掛かった。
ところが、モノが何であれ全く同じものを作ったことがない(作れない?)
私は、またまた少し変化をつけようかなんて余計なことを思ってしまった(笑)

       


柔らかいけど弾力のあるこのタイプの革に適した縫い方はどれ?
裏と表の縫い合わせ方3パターンのうち、1番目は以前のやり方。
厚手のぬめ革で作る男性用は、殆ど2番の縫い方。

う~ん、
比較的柔らかめを好む女性用でも2番目が多いのは、1番目のミシン縫いでは
厚みのある革が縫いにくいからだと前回作ってみて解ったので
今回は、スマートフォンのスタイリッシュさを妨げないように
縫い目がごろごろしない3番目の縫い方に決めた。

縫う前にカットした面(コバ)全てをヤスリがけし
トコカラーで色付けし、コートする。

なぜみんなこの縫い方にしないのだろう?という私の疑問は
作り始めてすぐに解けた。
「ステッチをかけるとき、狭い内側に針を出し入れするのが大変!」
だったからなんだと・・・・(気付いてしばし脱力)

 

娘から借りたiPhoneで型取りした木型に載せているのは、アンティークの
糸巻きに巻いたベージュ系の麻の手縫い糸。

 

正確には3の縫い方とは被せる面を逆にした。そのせいでコバ(断面)の
処理をしてない方が上に出ることになり、あとから処理。あとからだと
はみ出したりで、綺麗さに欠ける;

それでも何とかここまで出来た♪
ひと段落したところで夕飯の支度を始めたとき、何本か電話がかかり
対応していた私の眼に、猫たちの暴れる姿が。

「あ、ケースが危ない」ととっさに思った私は、置いていた場所を
移そうと携帯ケースを手に取った。
「あ」と思った時にはすでに遅く・・・手に僅かに付いていた油が
ケースに・・ケースに~~~!!!!ひぃ~~;;

       

ぬるま湯に浸した布とか重曹にクエン酸を足した液を付けた綿棒とか、
様々なもので試しても、何だかますます広がるような・・・(泣)
とりあえず翌朝まで待ってみることに。

朝見ると少しは薄くなった?気がしたので「そうだ!仕上げのラナパーで
何とかごまかせるかも」

       

よく見なければわからないくらいになったかも。
気を取り直して、持ち手を付けることに。
片方はカシメで直接本体に留め、もう片方はナスカンにカシメで留めつける。

 

そしてラナパーでコーティングするときにくっきり浮き上がるボンドの残りは
一つ一つ革を傷つけないよう針の先ではがして。

 

裏の角の重なり部分をカットし、(ああこの柔らかさが好き)
イニシャルチャームを付けて完成!
(ちなみに、私はもっとクシャクシャになった方が好きだけど・笑)

 

  

※このタイプのチェーンがイニシャルチャームを買った手芸店には
 なくて、実はやっとみつけたのが100円ショップの「セリア」。
 やはりチャームを付けるためのものだったけど、長すぎたので
 半分にカットして付けてます~~;(イニシャルは違うからね!)
 このチェーン私は好きだけど、もしチープに見えて嫌だったら付け替えてね!

郵便局のお姉さんの言った通り、明日届くかなー?
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