森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

小さな子供の心

2015-05-21 | 家族友人
結婚している娘が四月からフルタイムの仕事を始めたので、保育園に通っている孫のふうちゃん。

なので、娘夫婦が共に休日の土日、これまでよりもっと家族三人で過ごす時間が大事になり
平日しか休日がない私は、ふうちゃんに会える時間が殆ど無くなって寂しい。
昨日たまたま保育園の近くまで姉の車で出かけていたので、娘が迎えに行く時間より少し早
めだったけど、ふうちゃんを迎えに行った。(私と姉は、娘が緊急連絡先に指定している)

ふうちゃんはいつもお母さんのお迎えを大喜びすることは知っていたけど、さすがに
この頃は待ち遠しさが顔に出ていて、少し可哀想になる。
娘に「フルタイムの保育はまだ早いんじゃない?」と私が言うと、娘から「お母さんが
見てくれると一番助かるんだけど」と言われた。報酬は払うからと言われても、それでは
仕事は辞めなければならないし、再びこの歳で今のような職に就くのは簡単なことではな
いこともあり、娘たちの希望に応えてやることはできなかった。

昨日、帰ってこないお母さんを待つ間、笑ったかと思うとすぐに泣きだすふうちゃんの
不安定な様子を見て、この先が心配になってしまった。
会う人会う人に、2歳前の小さな子供が一生懸命手を振り「バイバイ」とあいさつするのだ。
それは以前のニコニコした無邪気な「バイバイ」ではなく、周囲に気を遣ったような感じの
ようにも見えた。


そして今朝チェックした竹田圭吾さんのリツイートのリンク先には、幼稚園と保育園を比べ
た記事があった。
「保育園で社会性を身につける」は間違いだ

私の子供たちは皆、幼稚園に通わせたけれど、そこで社会性が身に着いたかは不明(笑)
だけどこの記事で一番気になったのは、幼児期に最も大事な保護者とのゆったりとした
時間を失うという「現実」を突き付けられたこと。
そう言えばこの時期、私にも色々焦りや悩みがあったけれど、充実した時間を過ごした。
下の娘(ふうちゃんの母親)が年長組の時に始めたパートの仕事も、初めは4時間から
だったので、お迎えの二時には十分間に合ったし、上の子たちの学校行事にも参加できた。

ふうちゃんは入園からこれまでずっと病気ばかり。これは想定内だったので、娘は会社に
一応了解を得ているけれど、呼び出しの頻度が高いと娘の立場が悪くなるのは目に見えて
いる。
先日から罹っている中耳炎の治療では、私の家の近くの病院を選んだ娘。
その病院だったら7時40分くらいから並び、8時の予約開始に名前を記入すれば出勤を
延ばした娘がふうちゃんを一番に受診させることができるので、「今私ができることはそれ
くらい」と協力している。

私はその後にゴミ捨てや家事をして出勤するけれど、娘はさらにそれからふうちゃんを保育
園に預けて出勤するのだからもっと大変だと思う。
夫が協力的だとはいうけれど、彼も仕事で忙しいし、娘の細い体のことも心配;
どうか娘家族が身体を壊しませんように。
そしてたった一人の孫のふうちゃん・・私の考え過ぎだったらいいのだけれど、必要以上
に気を遣う子になりませんように。


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