NHK朝の連続ドラマ「まんぷく」を観ている。
ドラマの「毎日少しずつの進行」が苦手なので、「花子とアン」以来あまり観なかった
けれど、一旦何かのきっかけで最初から観てしまうと、続きが気になりつい毎日観るこ
とに(笑)
ドラマでは主人公の母親「鈴」を松坂慶子さんが上手く演じていて、その憎めない性格
に、時々イラッとしながらも、いつも苦笑いしてしまう。
彼女は娘三人の母親。主人公やその姉妹を「思いやる」気持ちの前に、先ず自分の気持
ちを優先してしまう。娘たちを愛しているには違いないのだけれど、時々自己中心的;
娘の婿が失敗すると、娘が辛い思いをしているのに「ほら、だからあの時私が言ったで
しょう!だから結婚に反対したのよ!」と言って憚らず、「私はこれからどうなるの~」
などと自分の身を案ずる。
さらに娘婿にも「あなたはどうしてそうなの!」といった感じで説教を始める。
相手の夢や希望や立派な目的よりも「生活力」が何より大事(恐らく娘を嫁にやるなら
本音では殆どの親がそう思うのだろうけど)と、堂々と相手を目の前にして、ヒステリッ
クに問い詰めたりする。果ては子供に恵まれずにいた娘たち夫婦に「孫はいつになるの!?」
と悪びれもせず発破をかける。
けれども、その相手が出世したり成功したら、一番に「私は初めからこうなると思って
いたのよ」とちゃっかり手柄を自分のモノにする抜け目なさもあり、娘たちの顰蹙を買う。
が、娘たちの少しばかり「あきらめ」の混じった「憎めない気持ち」が、私にも解る。
というのも、何処か私の長姉に似ているからかもしれない。
姉は鈴さんみたいに我儘ではないけれど、私たち妹三人を仕切りたがり、家に遊びにくる
のも電話をかけるのも「自由」だし、姪や甥にも時々は命令口調になり、険悪な雰囲気に
なることもある。
過去には私の息子や娘たちとも幾度かぶつかったことがある。けれども基本、愛情ゆえの
言葉だと判るので、皆、今は学習して(!)なるべくその場では逆らわず事を荒立てない
ようにしている。言わば、我が家のゴッドマザー的存在なのだ。
「姉が居なくなったら絶対に淋しい」と思うのは、姉妹皆同じ。。
たまに息子に電話しても態度がつれなかったりすると、以後、電話をするのを躊躇してし
まう私には、その「押しの強さ」がちょっと羨ましくもあり。
以前、息子が転職で博多から東京に引っ越す際に手伝いに行ったら、捨てる荷物の中に
私が送った物たちが開封すらされずに山積みになっていたのを観た時のショック。
私は自分の物を節約して送っていたのに;;
子供は、「自分の望むことを決して同じ様に望んではいない」ことが、その時判った。
あれから息子には現金以外、送らないことにした。それもすぐに底を尽きたけど(笑)
「要らない」と言ってもモノを置いていく長姉の強い「自信」が、私にはないけど、
決して他者に対して自分の思いを「押しつけ」はしないという「自信」だけはある(笑)
ドラマの「毎日少しずつの進行」が苦手なので、「花子とアン」以来あまり観なかった
けれど、一旦何かのきっかけで最初から観てしまうと、続きが気になりつい毎日観るこ
とに(笑)
ドラマでは主人公の母親「鈴」を松坂慶子さんが上手く演じていて、その憎めない性格
に、時々イラッとしながらも、いつも苦笑いしてしまう。
彼女は娘三人の母親。主人公やその姉妹を「思いやる」気持ちの前に、先ず自分の気持
ちを優先してしまう。娘たちを愛しているには違いないのだけれど、時々自己中心的;
娘の婿が失敗すると、娘が辛い思いをしているのに「ほら、だからあの時私が言ったで
しょう!だから結婚に反対したのよ!」と言って憚らず、「私はこれからどうなるの~」
などと自分の身を案ずる。
さらに娘婿にも「あなたはどうしてそうなの!」といった感じで説教を始める。
相手の夢や希望や立派な目的よりも「生活力」が何より大事(恐らく娘を嫁にやるなら
本音では殆どの親がそう思うのだろうけど)と、堂々と相手を目の前にして、ヒステリッ
クに問い詰めたりする。果ては子供に恵まれずにいた娘たち夫婦に「孫はいつになるの!?」
と悪びれもせず発破をかける。
けれども、その相手が出世したり成功したら、一番に「私は初めからこうなると思って
いたのよ」とちゃっかり手柄を自分のモノにする抜け目なさもあり、娘たちの顰蹙を買う。
が、娘たちの少しばかり「あきらめ」の混じった「憎めない気持ち」が、私にも解る。
というのも、何処か私の長姉に似ているからかもしれない。
姉は鈴さんみたいに我儘ではないけれど、私たち妹三人を仕切りたがり、家に遊びにくる
のも電話をかけるのも「自由」だし、姪や甥にも時々は命令口調になり、険悪な雰囲気に
なることもある。
過去には私の息子や娘たちとも幾度かぶつかったことがある。けれども基本、愛情ゆえの
言葉だと判るので、皆、今は学習して(!)なるべくその場では逆らわず事を荒立てない
ようにしている。言わば、我が家のゴッドマザー的存在なのだ。
「姉が居なくなったら絶対に淋しい」と思うのは、姉妹皆同じ。。
たまに息子に電話しても態度がつれなかったりすると、以後、電話をするのを躊躇してし
まう私には、その「押しの強さ」がちょっと羨ましくもあり。
以前、息子が転職で博多から東京に引っ越す際に手伝いに行ったら、捨てる荷物の中に
私が送った物たちが開封すらされずに山積みになっていたのを観た時のショック。
私は自分の物を節約して送っていたのに;;
子供は、「自分の望むことを決して同じ様に望んではいない」ことが、その時判った。
あれから息子には現金以外、送らないことにした。それもすぐに底を尽きたけど(笑)
「要らない」と言ってもモノを置いていく長姉の強い「自信」が、私にはないけど、
決して他者に対して自分の思いを「押しつけ」はしないという「自信」だけはある(笑)