森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

命の選択

2020-05-26 | 思い・つれづれ
昨日、残されたすべての都道府県で「緊急事態解除宣言」が出された。
けれども、誰もが感じている通りまだまだ終息への道は程遠いのが現実だと思う。
先に解除された他国同様、全ては経済が立ち行かないからだろう。

「命の選択」が問われたこちらのニュースだって、まだほんの一週間前のことなのだ。
こちらだけの問題ではなく、殆どの施設で同様の苦難が続いているという。
いよいよ命の選択というか「選別」が現実となっているのだ。

昨日は東京での陽性患者が8人だったというが、福岡県は6人で、全員が北九州市内。
それも、PCR検査を行った数がたった26件だったのに。
前日はたった6件の検査で、3名が陽性だと判明した。確率が50%?@@;

福岡県が一足先に解除とされた県に含まれるまでは、北九州の陽性判明が0という日が
続き、HPをよく見ると検査数が二桁に満たない日もあり、意図的な操作を感じてはいた。
数字のマジックに惑わされてはダメだなぁと思う。

というのも、ニュースでしか状況を把握できない長姉が、私が職場へのお礼の品を買う為
に車で某所に連れて行ってくれた際、運転中ずっとマスク越しに大きな声で後部座席の私
に向かって話し続けるので、思わず窓を開けてしまうと、「冷房が効かないから閉めて」
というのだ。

これまでずっと玄関先でマスク越しにモノを手渡す程度だった姉は、解除されたときから
あちこちの姉妹の家を訪問しているらしい。私も外食に誘われたけど、断っていた。
これは姉に限ったことではないと思う。

きっとこれからも少なからぬ人たちが、徐々に自分の中で「自粛解除」していることだろ
うとけれど、これはあくまでも経済的政策だということと、もしかしたらそのせいでこれ
から何万人ものあらたな患者が犠牲になる可能性があることも頭に置いておきたいと思う。

「口を広げかねない日本方式」と題した記事によると、「2020年の秋、冬にやってくる
『第2波』の被害が、より大きくなる可能性が高まってしまった」のだという。

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