森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

Bruno MarsとAnderson Paak が組む「Silk Sonic」※追記あり

2021-12-05 | 音楽
先週NHKでも特集が組まれた「Queen」の特番では、「親の影響で自然にファンになった」
と言う杏さんと小林克也さんがMCを務めていた。その中でトップクリエイターたちが自ら
の「聴きたい一曲」とその意味を語った。浦沢直樹さんは1977年の少女漫画家の描いたコミ
ックを上げて「初めは少女漫画の中に登場する美青年のイメージから始まった」と語った。

確かに少女漫画の世界のようなビジュアル系イメージのポスターを見てそう思った人も多か
ったかもしれない。でも彼が示したその女性漫画家よりずっと前に、ファンを牽引した漫画
家「木原敏江さん」や「大島弓子さん」等のミーハー的ではない女性漫画家がいたことを、
数少ない当時の愛読者たちは憶えていると思う。

彼女たちは、ただミーハー的にクイーンを取り上げたのではなく、映画や音楽にも造詣が深
かった。クイーン登場前からもディヴィッド・ボウイ(らしき人物)を登場させては、独特
の世界を繰り広げて、一部の感受性の強い少女たちの心を掴んでいた。同じようにそれらの
音楽などを聴いていた少女にしか、その違いは判らなかったかもしれないけれど。

そしてそれは75年より前のこと。当時まだ私は十代だったので、初来日に行ったのも十代
だったと記憶していたんだけれど、記録を観るとどうやら成人した頃だったと@@
ただ私が「キラークイーン」を聴いてぶっ飛んだのは、来日よりもずっと前だったので記
憶が曖昧だったんだなぁと気づく。本当にアレは衝撃だった!

それにしても、番組では杏さんもそしてみんなが選んだトップの曲が、日本語の混じった
「teotoriatte」だったことに驚いた。当時はあまり好む人もいなかったけど「日本が好き」
と言ってくれたフレディのことを、リアルタイムで観ていた私たちには嬉しい一曲だった
から。(それにカラオケでは十八番の一つだしww)

あれから●十年も過ぎ、未だに洋楽を聴いている友人は数少なくなってしまったけど、多分
私は80代になっても「音楽があって良かった」と話していたAさん同様、死ぬまで好きな音
楽を聴いていると思う(笑)小林克也さんと言えば、たまに「ベストヒットUSA」を観るけ
ど、先日は「KISS」も特集に入っていた。実はエアロ・スミスの初来日と前後して彼ら
の初来日も観た私(笑)。「どんだけ好きなん!」て言われそうww

ブルーノ・マーズも観たかったなぁ。彼は70年代ソウルミュージックが好きなんだろうけど、
コロナが過ぎたらまた来日して欲しいなぁ。

【和訳】Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic「Smokin Out The Window」【公式】


※当時好きだったディヴィッド・ボウイやフレディたちが、プルーストの長編小説「失われ
た時を求めて」について語るので、私も背伸びして、手元にあった「花咲く乙女の陰に」を
手に取り、チャレンジしたが、いくら活字中毒とは言え、私のショボい頭では理解不能の箇
所が多く、あえなく早々に挫折したことを憶えている(笑)

何しろ「ゲルマントの方」を「ゲルトムントの方」と訳されていたくらい翻訳も良くなかっ
たのだから無理はない。それが先日、二女から「お母さんも好きそうな映画」と勧められて
「9人の翻訳家」を観たら、その「失われた時を求めて」が、主人公に多大な影響を与えたと
いう重要なカギでもあったのだから、今更ながらあの本がどれだけの優れた人物に影響を与
えたのだろうと「読まなかった」ことを後悔;

でも老眼の目には今更読むのも辛そう。何しろ長い!!

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