森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

太陽の光が強すぎる

2007-10-06 | 思い・つれづれ
昨日午後から、ふと思いついて娘と二人バスに乗って出かけた。
テレビで紹介された隠れ家的雑貨屋さんを探して入り、
アンティークの大きな糸巻きを一つ買った。

外の光が強すぎることと、久々の人混みが悪かったのか、
その後娘が行きたがった少し離れた場所には、
とてもついて行けないくらい疲れてしまい、
娘には私に遠慮せず一人で行くように言った。

そういえば、昨日は涼しい内にと朝6時から共用のホールや
階段掃除をやったので、疲れていたのだろう。
前日も夕方少しやっていたのだけれど、掃除当番となれば
徹底的にやりたい方なので、二層構造になった新しい箒まで
奮発して(笑)、手にマメが出来るほどやったのだ。

この集合住宅は共益費も安く、その分、住民の掃除当番など
負担が重い。
だが、決められたことでもやらない人が多く、やる人には
更に負担がかかる。

それよりも私にとっては、大勢の人がいる場所にいることの方が疲れる。
今読んでいる本に書いてあったことだけれど、
そういう人は、他人の「気」を受けやすい感受性の強い人だという。
意識せずに大勢の人の気を受け取って、疲れてしまうのだという。

確かに感受性が強いと言われたことはあるが、自分で意識したことはなかった。
もっと早く分かっていれば、色々な意味で悩むことも少なかっただろう。
自分がどうして人とはかけ離れた感想を持つのかも、この本の中に
答えがあった。
自分の意識の中の欲求にも目を向けてやらねばと、思えたはずだ。

この本は娘が買ってきたものだったが、興味深く読めた。
続きはまた今度に。
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昔描いた絵

2007-10-05 | 絵・アート
最近ちっとも絵を描く気がしなくて不思議だけど、
以前はたまに、観た映画に出てた女優さんにインスピレーションを得て描いたりした。
その中の、鉛筆画2点。

   

       

そして、アメリカの貧しき人たちのために奔走する弁護士さん



   
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「エリカ様」の後悔

2007-10-03 | 思い・つれづれ
今朝とくダネ!で、話題の沢尻エリカのインタビューを観た。
みんなが騒ぐからこそ注目されてることに快感を覚える、子供独特の怖い物知らずの態度に、一同笑いを堪えているって感じにみえた。
それとも、元々こういう人なんだろうか?どうでも良いことだけど(笑)

誰しも憶えがあるとは思うけど、若い頃には少しは生意気だった時代がある。
さすがにここまでのことはないだろうけど(笑)たとえ、自分の中だけで抑える程度だったとしても、何でも分かっている風な「したり顔」で生きていた恥ずかしくなるようなあの頃・・。
彼女もきっと後悔することだろう。この先まともに成長すればの話だけど。

先日友人とウォーキングの途中、お茶をした時に話したこと。
最近「ローマ」というドラマにハマっているという歴史物が大好きな友人は、国を治める政治家に求めるものも私とは随分違う。
違う意見を聞くことは、私には興味深くて楽しい。

彼女の考えでは、「国を治める人は悪賢くなければならない」という。
確かにそういう部分も、今の足の引っ張り合い的対抗勢力との駆け引きには必要かもしれない。安倍さんを見ていればそれも頷ける。
ただ、それで生き抜いて勝ち残った者が、国民のための政治をするのではなく、自らの天下と見て君臨するなら、悪賢いだけに不安だ。
むしろ歴史上勝ち抜いた人物には、そっちの方が多いのではないだろうか。

歴史が全く駄目な私も、いくつかの歴史物ドラマにハマったことはあったが、同じ人物でも全く違う立場や視点で描かれることで、まるで別人になっていて混乱してしまうことも多く、様々なエピソードを間引いて見ることも必要だった。
むしろかっこよく男らしく振る舞う人ほど、小心者ゆえの見栄もあったのではないかと想像してしまう。
前出のエリカ様もそうだけど、弱い人間ほど虚勢を張るものだ。

私が出会った人の中でもそういう人はたくさんいた。
今では弱さを他人に見せることが出来る人こそ、強い人だと感じるくらいだ。
自分をかっこ良くみせようとする人はかっこ悪い。

つい理想論を唱えがちな私の意見は、正直、政治家で理想と崇める人に出会ったことがないので「悪賢い」を、ハッキリ否定はできないけれど、何処かに、高い理念と信念に基づいた正しい政治を行う、強い心の人がいることを祈ろう。

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「品格」ってなに?

2007-10-02 | 映画ドラマ
朝日新聞の日曜版に「100アンサーズ」という記事があった。
以前ここでも触れた品格という言葉についてのアンケートだ。

「あなたが考える品格のある人とは、どのような人ですか」
という問いに、各界の著名人が答えている。

素直に気品という意味合いで捉え、答えている人もいるが
品性とは似て非なる「品格」という言葉そのものを振りかざすことに、私同様抵抗のある人も大勢いるんだなと知った。
分かり易かったのが、作家の石田衣良さんの答え。
「最低限の品格は、品格という名がついた本に飛びつかないこと」
なるほどね・・と、一人紙面を見つめてニンマリ。

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先日、ちょっと重そうで避けていた「ブロークバックマウンテン」をようやく観た。観たかったのはその景色(笑)
でも、全てを受け入れてくれそうな壮大な自然とは裏腹に、そこにある古い観念に蝕まれる人生が悲しかった。
道を踏み外したと判断されることが怖くて、互いに家庭を持つことになる愛し合う男たち。
家族も自分も苦しむことになるのは目に見えているのに。

そして何度目かの「トスカーナの休日」(笑)
そのどちらも、美しい自然を堪能できる。
どちらも良い作品だけれど、人としての本当の意味での品性を問われているような「善き人のための・・」ほどには胸に残ることもなく、楽しむための映画としてはちょうど良い。

トスカーナ・・が、なぜ何度も観たくなるかというと、
壊れた古い家を修理していく過程で、主人公自らも
自分の生き方を立て直していくという心の変化の様を
描いているから。

古い物と言えば、先日姉から錆だらけのハサミを貰ってきて
日曜日一日かけ、それを磨いた。
ちょうど良い具合にアンティークっぽくなってきたのが嬉しい♪

    

    

壊れたモノや服の再生は下手ながら大好きだけれど
さて、私の人生の方は立て直せているだろうか(笑)
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