森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ふたつの死

2008-11-06 | 家族友人
昨夜9時過ぎ、下の娘の友人が突然訪ねてきて
「〇〇さんが死んだって」と、同級生の名を告げた。

娘はバタバタと支度をし、その友人と急いで通夜の会場に
駆けつけた。

24歳の若さで、癌だったという。
しかも、二人目の子の妊娠中に判ったらしく、
治療に専念するには子供をあきらめるしかないところを、
産む選択をし、出産を終えての死だった。

その昔、キーボードしか持たなかった娘は、そのお宅にある
立派なピアノを弾かせてもらって喜んでいた。

9年ぶりの再会のその顔を見ることで、
普段意識したことの無い「命の儚さ」が
娘の心に悲しみと一緒に不思議な感覚を齎し
それがこちらにまで伝わってきた。

しかし、その夜その友人からもう一つ、悲しい知らせを
娘は聴かされていた。

幼稚園から高校までずっと一緒で、幼馴染だった男の子の
「自殺」。

半年以上前のことだったらしい。
共に通った小学校の裏の駐車場に停めた
車の中でのことだという。

娘も私もその子のことが好きだった。
小学校時代は少し太めで可愛く、いつもニコニコと
優しい印象の子。
お母さんとも道で会うたびに言葉を交わす仲だ。

お母さんの方もいつもニコニコふっくらとして、
何でも許してくれそうな人だったせいか、大昔、
友人と二人で共にファンの米スターのビデオを、
半ば強制的に家に招いて見せたこともあった。

そういえば、半年くらい前だったろうか、随分やせて暗い顔で
信号前に立っていたので、声をかけそびれ会釈だけで通り過ぎた
ことを思い出す。

去年の夏、娘と歩いていてあの子と道ですれ違った時、
あんなに気さくに声をかけてきた彼が、何故?
私も絶句し、可哀そうで堪らない気持ちに胸が締め付けられ
そうになる。

理由はわからないらしい。どうして誰にも言わず
逝ってしまったんだろう・・・。聴くだけなら
出来たのにと、娘もショックを受けて落ち込んでいた。

案の定、夜、私は眠れなかったが、娘も殆ど眠れずに
過ごしたらしく、疲れた顔で会社に行った。
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お日様浴びて

2008-11-05 | 動物
お姉ちゃんたちが会社に行った後には、いつも
窓際を陣取り日向ぼっこする福太郎。
でもこのケージがきてからは、この中が定位置に
なった。

3階はちょっと暑かったらしく、下の階に寝そべって
いたけど、すぐに外まで流れ出した(笑)





日差しと共に移動して、嬉しそうにコロコロと
転がる姿は、見ているこちらまでホッコリする。



暖かいかなと思って作ったり買ったりしたものも、
福の「ちょい噛み」の洗礼を受けて、気に入ってもらえ
なかったものは決して使ってもらえない。




どうやらボアやフリースはあまりお気に召さないらしい。
専ら自然素材のものばかり使っているのは、私と一緒か(笑)
違いがわかるのかな?

猫って不思議。
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新しいケージ♪

2008-11-04 | 動物
土曜日の朝に身体が重い感じで目覚めたにもかかわらず、
姉からの誘いで区内の海の見える公園までお弁当を持って
出かけたら、案の定、途中で頭が痛くなり、加えて恐ろしい
ほどの眠気と倦怠感が。

早めに入浴し床に就いたのに、やはり頭痛などで
その夜はあまり眠れなかった。
翌日の日曜日、朝寝坊はこんな時余計に体調を悪くすると
分かっているので、通常通り起きて家事をしていると、
玄関に宅配業者が。
起きていて良かった(笑)

例のケージが届いたのだ。
日曜の朝のかなりの時間を割いて、娘と2人掛かりでやっと
組み立て完了。



うーん、デカイ!!


「にゃにやらうるさいにゃ」

「ん、にゃんだ?あれ」



あっちに置いてみたりこっちに置いてみたり。
分かってはいたけど、やはり何処にやっても邪魔な大きさだ。



でも福はすぐに慣れ、3階のスペースが気に入ったようだ。







良かったね、福ちゃん。
これでお外がいつでも見られるね♪

気が付くと、いつの間にか私の頭痛はなくなっていた。


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