2月7日、またも日本初演のオペラを観てしまった。(東京室内歌劇場定期)
リゲティという人はハンガリー出身の現代作曲家で、題名はフランス語だが台本はドイツ語だというし、チラシを読むと何だか面白そうなので、無調のコンサートにもかかわらず出かけていった。
会場(新国立劇場・中劇場)は満席。
セリフはドイツ語のシャレや言葉遊びが多いが、訳者(字幕)はうまく日本語で韻を踏むように訳してくれていて楽しい。
ゲイの女たちの衣装は一見の価値あり。あれはどうやって着るのだろう。かぶるのか。
内容は過激。子供には絶対見せたくない。というより、見せたらその夜はうなされることだろう。
でも筋は他愛ない。
大臣が辞任する時のセリフは「アナタトハチガウンデス」、また別の所では「みぞうゆうの・・・」とやって客席を沸かせた。
死神が金ピカの霊柩車に乗って舞台奥から近づいてくるシーンの音楽が素晴らしい。花輪が2つ、1つにはカタカナで「ネクロツァール」、もう片方にはその漢字の当て字が書いてある。こういう演出も楽しい。
歌手たちが素晴らしい。特にヴィーナスとゲポポ役の森川栄子、そしてゴーゴー候役の池田弦。
これは「アンチ・アンチ・オペラ」だそうだが、そもそも「アンチ・オペラ」を知らないのに「アンチ・アンチ・オペラ」を観るというのは無謀というか、順番が違う・・・と思ったが、結果的には行ってよかった。
これまで無調のコンサートは敬遠していたが、意外といけるかも、と思えた。食わず嫌いだったのかも。
※ 今回はシェイクスピアでもなく、芝居でもないものになってしまったが、ま、いっか。
リゲティという人はハンガリー出身の現代作曲家で、題名はフランス語だが台本はドイツ語だというし、チラシを読むと何だか面白そうなので、無調のコンサートにもかかわらず出かけていった。
会場(新国立劇場・中劇場)は満席。
セリフはドイツ語のシャレや言葉遊びが多いが、訳者(字幕)はうまく日本語で韻を踏むように訳してくれていて楽しい。
ゲイの女たちの衣装は一見の価値あり。あれはどうやって着るのだろう。かぶるのか。
内容は過激。子供には絶対見せたくない。というより、見せたらその夜はうなされることだろう。
でも筋は他愛ない。
大臣が辞任する時のセリフは「アナタトハチガウンデス」、また別の所では「みぞうゆうの・・・」とやって客席を沸かせた。
死神が金ピカの霊柩車に乗って舞台奥から近づいてくるシーンの音楽が素晴らしい。花輪が2つ、1つにはカタカナで「ネクロツァール」、もう片方にはその漢字の当て字が書いてある。こういう演出も楽しい。
歌手たちが素晴らしい。特にヴィーナスとゲポポ役の森川栄子、そしてゴーゴー候役の池田弦。
これは「アンチ・アンチ・オペラ」だそうだが、そもそも「アンチ・オペラ」を知らないのに「アンチ・アンチ・オペラ」を観るというのは無謀というか、順番が違う・・・と思ったが、結果的には行ってよかった。
これまで無調のコンサートは敬遠していたが、意外といけるかも、と思えた。食わず嫌いだったのかも。
※ 今回はシェイクスピアでもなく、芝居でもないものになってしまったが、ま、いっか。