昨日、EAの話として、全社的なER図を作って、リソースを見直すと書いたけど、
「おいちょっとまてよ、全社的なER図なんて書けるわけないだろ、どーやるんだよ!」
とおっしゃるそこのあなたのために、裏技をひとつ。
ウィリアムのいたずらは、昔、テーブルからER図を作るということを書きました。
ER図のエンティティは、たいがいテーブルになる。
その関係は、つまり、外部キーということになる。
そうならば、テーブル名を書いて、エンティティとしちゃって、その関係は、外部キーのつながりで書いちゃえば、いいじゃん。って。
これは、正規のやりかたでないし、正しくない答えが出てきてしまったりもするんだけど、既存のシステムがある場合の1つの裏技ではある。
そうすると、
全社的なER図を作って=全社的にテーブルを調べて
となる。
ところがここでも、「おいおい、全社で使ってるテーブルなんて、わかるわけないだろ!」
っていう意見が出てくるかもしれないが、これは、調べておいたほうがいい。
個人情報の漏洩対策として。。
もし、会社のデータが漏洩したとする。
その漏れたデータの顧客に電話したら、たしかに商品を買ったお客様。。
つーことは漏れたんだ。。。
でも。。。会社のテーブルを把握してないから、どこのデータ、どこのテーブルが漏れたのかわかんない(>_<!)
っていったら、話にならない。
そういうことを起こさないため、テーブルの管理は必要になる。
さらに、データの正確さをあげるためのデータクレンジングも、時には必要になるかも。。
また、情報漏洩のリスクをへらすため、不用なデータ、テーブルの削除は必要だし、
バックアップを取っておくことによって、漏れた場合、いつのデータかがわかることがある(顧客の場合、引っ越して住所が変わっている場合、新住所か旧住所かで、引越し前データか、後データか、わかる)
っていうことで、全社的なデータの整理という仕事は、今後、生まれてくる仕事なのかもしれない(つーか、営業のネタになるかも)