シリーズ「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。
現在「いろんなダイアグラムをRDBにいれよう!」化計画、
をやっていて、クラス図、ER図を入れました。
今回は、DFD その1回目です
なお、ここで書いたとおり、いままでのまとめは
こちら
システム開発における「最小単位」とその連結法
http://www.geocities.jp/xmldtp/index_system.htm
■DFDとは
DFDは、データフローダイアグラムで、構造化手法が利用されていたときによく使われていた図です。
こんなかんじ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080619/308620/zu3s.jpg
システムを開発する場合、いろんな業務、つまりプロセス(処理)があるわけですが、その処理を楕円で書き、
その処理で使うデータをデータストアとして書きます。実際には、DBのテーブルなど。
そして、そのデータの発生源となる人等や、データを受け取る(=吸収)人等を、四角いデータの発生、吸収であらわします。
そして、プロセスが使うデータを、線で結び(データが流れていくほうに矢印を書きます)、データフローと呼びます。
このデータフローには、どのようなデータが流れているかの情報も書かれます。
つまり、まとめると、以下のもので構成されています。
データの発生・吸収:吸収・発生元名
プロセス:プロセス名
データフロー:向き、データ名
データストア:データストア名
■RDBに入れると、
データフローが、アーク(エッジ)になり、プロセス、データストア、データの発生・吸収がノードになります。
したがって、こんなかんじ
プロセステーブル:プロセスID,プロセス名
データ発生・吸収テーブル:発生吸収ID,元名
データストアテーブル:データストアID,データストア名
データフロー:データフローID、元データID,先データID、フロー情報内容
なお、
プロセスIDは1~3000、
発生吸収IDは、3001~6000、
データストアは6001~9999、
データフローIDは10000以上
など、IDの値を見れば種別がわかるようにしておき、
データフローの元データID、先データIDは、プロセスでも、発生吸収でもデータストアでも、どれでも入れられるようにしておきます。
ってなところでどうでしょう・・・
(次回に続く)