ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

放送と通信の「違い」を考える

2009-08-26 19:24:23 | Weblog

 ホワイトスペースの話をするのに必要な、放送と通信の「違い」を考える。

 放送と通信に関しては、「融合」とかいう感じで、ごっちゃにしようという方向性が見られるが、

 電波の使い方で見ると、ちょっと違いがある。




<<放送は、みんなに受信してもらってなんぼの性格を持っている>>

 そのため、みんなが受信できる設備を持っていることが必要
  (送信できるのは、免許を持った一部の人でいい)
 だけど、多少の混信があっても、ご愛嬌
  (夜のAMラジオ放送とか)
 できるだけ、幅広く届いたほうがいい。なので、大出力にしたい
  (100Kwとか)。
 バンド幅は、みんなが聞き取れればいいので、狭くすることも可能
  (AMなら、6Khzとか、まあ、中波帯はたしか9Khzだっけ?)


<<通信は、相手に確実に届くことを目的とする>>

 通信は双方向なので、受信機と送信機をもっていないといけない。
 混信すると、通信が成立しなかったり、混線で傍受される危険があるので、
 混信は避けたい。

 大出力にすると、混信する可能性が高くなるので、
 小出力にして、中継局(基地局)をつくって、基地局まで行くようにしたい。
 バンド幅は、いっぺんに送るには(時分割にするけど、それでも)ある程度の幅をもって、
 どっかーんと送りたい。

<<どっちにしても・・・>>

 一度決めた周波数帯を大幅に変更するのには、無駄が大きく、たいへん
 →地デジへの変更を見ればわかる。今までのアナログテレビは、ごみになる。
 逆に、今使っている周波数帯はインフラが出来ているので、
 そこに、同じようなビジネスを乗せるのは、簡単!!




■電波的に考えると・・・

●低い周波数帯は、遠くまで飛ぶので放送に使われる。

 中波=AM:普通のラジオ
 短波=SW:ラジオ(ラジオNikkei、Radio Japan、しおかぜ(拉致被害者の)等)
 超短波、極超短波=FMやテレビ:いろんなFM局、いろんなテレビ局

 占有周波数帯幅が大きいもの(FM,テレビ)は、高い周波数帯にもっていっている。
 でないと、局数を多くできないから。

 ラジオおよびテレビの受信帯に関しては、受信インフラが整っている。
 なお、短波は、中距離の伝送には向いていないため、国際放送向けのため、中波帯ほど、受信インフラは整っていない。

●一方、高い周波数は、遠くには飛ばない(近距離なので)けど、
 広い占有周波数にしても、まあ、大丈夫なので、
 通信に利用されている

  ケータイ
  衛星通信
  中継局間の通信

 ただし、高い周波数では、技術的な開発がいる。音声に直すためには、発振回路、検波回路、その他もろもろが低い周波数のものとは違うが、それらハード的なものも含めて、すべて開発しないといけない。
 そういう意味で、ケータイは、莫大な費用をかけて、インフラ整備がされているといえる。




と、ここまでの話をまとめて、やっとホワイトスペースの話にいけるが、今、時間がないので、ここでおしまい。
こんど、本題のホワイトスペースについて書く

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UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化(その22:アクティビティ図 その2)

2009-08-26 15:47:38 | Weblog

シリーズ「UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化」です。

 現在「いろんなダイアグラムをRDBにいれよう!」化計画、
 をやっていて、クラス図、ER図、DFDときて、
 前回、アクティビティ図を入れました。

 今回は、このアクティビティ図のエラーチェックです。

なお、ここで書いたとおり、いままでのまとめは、こちら
システム開発における「最小単位」とその連結法
http://www.geocities.jp/xmldtp/index_system.htm






■前回のまとめ

 アクティビティ図は、こんなかんじで、ここにどんなもので書くかが記載されている。

 そして、RDBに入れる場合のテーブル名と項目はこんな感じ

●レーンテーブル
  (レーンID,ロール(レーン名))
●エッジテーブル
  (エッジID,エッジ種別、元ノード等ID,先ノード等ID,エッジ説明)
●エッジコネクタテーブル
  (コネクタID,番号等)
●動作ノードテーブル
  (動作ノードID,動作名、所属レーンID)
●オブジェクトノードテーブル
  (オブジェクトノードID、オブジェクト名)
●制御ノードテーブル
  (制御ノードID,制御ノード種別)
●コメントテーブル
  (コメントID,コメント内容)




■エラーチェック内容

 アクティビティ図も、DFD同様、あるアクティビティ関して、より詳細なアクティビティというのを記述できます。
 サブアクティビティと呼ばれるようです。
 で、この場合、DFDにおけるプロセスの詳細化での親子関係のチェック同様

  親アクティビティに接続している他アクティビティ、オブジェクトは、
  その子のアクティビティのどれかと、接続していないといけない

というチェックが出来ます。

 これは、「動作ノードテーブル」に、「親動作ノードID」を追加すれば、DFD同様でよさそうです。

 ただ、ここで、DFDのとき発生した、接続している相手も親子があって・・・・
 という話題がありますが、それについては、DFDのときも、分けて話していたので、
 今回もわけて話したいと思います。




ってことで、きょうはここまで


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社内デジタル・サイネージ

2009-08-26 00:08:46 | Weblog

 デジタルサイネージ(電子看板)ネタでこんなの

年齢・性別に応じて変化する電子看板
http://slashdot.jp/articles/09/08/21/0430255.shtml


をみたので、ちょっとデジタルサイネージについて書いてみる。

 メディアには、それぞれ、向き不向きの特徴があって、
 電子とはいえ、看板である以上、看板の特徴にそった使い方をするのが、効果的だと思う。
 そこで、看板の特徴だが、

「その場所にいる人に、同時に瞬時に同じ情報を提供する」

 たとえば、「ラーメン らいらい軒」(てきとーに書きました、実在するかどうか分かりませんが、実在しても、以下の話とは関係ありません)という看板が見えたら、

 「あ、あのお店は、ラーメン屋さんで、名前はらいらい軒だ」

 と、その看板が見えた人は、瞬時にわかる。ふつう、「ラーメン らいらい軒」と書いてあって、高級ブティックと思う人は少ない(いないかな)。各自に違う情報を提供したい場合には、看板以外のメディアを使う(ケータイとか)。

 なぜか?

 看板は、移動しながら(=歩きながらなど)見るので、瞬時に、情報を読み取れるように提供しないといけない。そして、放送同様、だれでも見れるので、特定の人向けの情報を提供して、ほかの人が見て誤解するようでは困る。
 誰が見ても、同じ情報を、瞬時に提供する。それが看板の特徴である。

 そう考えると、人の顔を判断=人によって情報を変えるっていうのは、筋が良くないかも・・??




 で、そうすると、利用者属性で絞り込むより、場所で絞り込んだほうが筋がいいと思う。



 クラウドが、パブリッククラウドから、社内クラウドに話題が移っていったように、

 デジタルサイネージも
  パブリックデジタルサイネージといえるトレインチャンネルから
  社内向けのデジタルサイネージに移っていくんじゃないかと思う。



 そして、社内向けデジタルサイネージっていうと、結局、社内向け掲示板、黒板のデジタル化っていうことになるだろう。




 たとえば、社員の外出先。ホワイトボードに書いてあると思うけど、あれが、デジタルサイネージ化されて、パソコンやケータイのインターネット、メール等で記入・更新できると。(ま、そのデジタルサイネージが出ているところで修正できてもいいけど・・・)

 そして、その外出先は、デジタルサイネージで、会社の見える所にも掲示されているけど、パソコンやケータイからでも、その内容を、アクセス可能、つまりケータイからでも社内のネットにアクセスできれば、掲示内容が見れると・・・(社内情報をネットから見えちゃうのはまずいけど、社内のどこかにメールを送り、秘密の文章を書くと、掲示内容がメールされるならOKかも)


 さらにさらに、伝言板に居場所を書き忘れた不届き者がいても、デジタルサイネージを表示・入力するソフトから、「居場所追跡」ボタンをクリックすると、あらかじめ登録してあるケータイへ、(auのサービスだと)GPSマップを使って居場所を追跡して、記入すると・・・(あれ、GPSの緯度経度だけなのかな?地名まで教えてくれるのかな?GPSマップ・・ま、緯度経度さえわかれば、逆ジオコーディングすれば、住所がわかるからいいけどね)




 もちろん、掲示板だけじゃなく、会議室予約とかも、会議室にデジタルサイネージを置くことで、できる(この場合、電子ペーパーでデジタルサイネージをしたほうが、いいのかな?)

 さらに、自治体、学校レベルで面白そうな話があるんだけど、それには、ホワイトスペースの話を先したほうがいい気がするので、

 この話、つづく


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