このブログを読んでいる人は知ってるかもしれないけど、私は中小企業診断士だし、経営学で修士を持っているので、マーケティング的にこのことを考えてみたいと思います。
マーケティング的に見れば。大正解だと思います。
もしかすると、小倉優子さんが
「お嬢様大学のリスキリング市場」
という新しい市場を切り開いたかもしれません。
■早稲田に受かっても、そんな芸能人はいっぱいいる!
早稲田の教育を受験したそうですが、かりに歌って早稲田に行っても、早稲田に行っている芸能人はいっぱいいるので、特段目立ったことにはなりません。
頭のいい芸能人市場は、もうクイズ王関係や、高額r的漫才師たちなど、かなりいるので、ここに加わることは市場も生み出さないし、競争も大変だし、芸能界的にも、社会的にも、なにも生み出しません。得策とは言えません。
■学習院に行ってしまうと、遠い存在になってしまう
学習院は天皇家が行く特別な学校なので、そこに小倉優子さんが通っても、「じゃあ私も!」となるかどうかは・・・?
ということで、小倉優子のブランド向上にはなるが、新市場はうまれにくい。
■津田塾は勉強しないと無理です。勉強しても無理です
ふつう、受かりません。東大受けるのと、変わんないです。
がんばって、どうにかなるものでもないです。
■白百合は小倉優子さんのブランド向上だけでなく、
「お嬢様大学のリスキリング市場」という新市場を生み出す
白百合は、お嬢様学校としては、トップクラスの大学であり(関東では、フェリス、白百合、聖心、東洋英和、清泉がトップクラス、実践、大妻、共立がそれに続くというのが。。。。個人的見解)、小倉優子さんの今のブランドにあっている。ブランド力向上という意味で、小倉優子さんにメリットがまずある。
そしてそれ以上に大学側のメリットが大きい。
お嬢様大学は、今後、人口減によって衰退していくことが目に見えている。これを補うには、社会人を入学させるしかない(留学生を入学させた場合、お嬢様ブランドを保てるかが疑問)。
とはいえ、社会人を募集しようとしても、どう宣伝していいか・・・
そこに、小倉優子さんが現れた。このことにより、お嬢様大学に社会人入学するイメージが付きやすくなったし、「いつかは白百合」という人が再受験してくるかもしれない・・・っていうことで、市場が広がった。
お嬢様大学を社会人入試している芸能人は・・・いまのところ、小倉さんしか思い浮かばない。ってことで、白百合はもとより、ほかのお嬢様大学からも、社会人入学の広告に、小倉さんを読んでインタビューを掲載するとかのおしごとありそう・・・
どう考えても、小倉優子さんの白百合入学は、小倉さんにとっても、白百合にとっても、社会的にもプラスだと思う。一番最適な選択だと思う