今年から「山の日」として8月11日が祝日に定められました。
1996年から7月第3月曜日に祝日になった「海の日」が、海洋国として海の恵みに感謝する日、であるのに対して、山についても同じような日を定めるべき、という声が高まった結果実現した、ということです。
学生の方たちは、夏休みの真っ最中なので、あまりぴんとこないかもしれませんが、社会人の青少年の方々にとっては、祝日が増えるのは嬉しいことなのではないでしょうか。
私たちが住むこの岩手は、他県に比べても多くの山々に囲まれた地域です。
岩手山を始めとして、早池峰山、須川岳、五葉山、姫神山、八幡平等々、たくさん思い浮かびますね。
そして、山々は今、まさにシーズン開幕となりましたが、登山となると、私のような凡人ではそう簡単に真似はできません。
けれど「山の日」のもたらす意義は、登山のみに限らないのです。
キャンプ、里山歩き、高原散策、ドライブ、郊外へ足を向けること等々も、山の恵みに感謝する機会となります。
もしそれがかなわなくても、朝、窓を開け、眺めるだけでも心は癒されます。
この間、「こころのお手入れ」という小さなしおりを目にしましたが、この中でも、日光を浴びることや適度に体を動かすことなどが、心をリフレッシュさせることとして推奨されていました。
せっかくの「山の日」
非日常的な時間をつくり、日頃の喧騒から離れ、大自然の中に身をゆだね、親しむことを意識する日。
そういう日にしてみませんか?