青少年なやみ相談室

相談室だより

相談室だより 8月 国民の祝日「山の日」

2016年07月31日 10時51分26秒 | vol91~100

 今年から「山の日」として8月11日が祝日に定められました。

 1996年から7月第3月曜日に祝日になった「海の日」が、海洋国として海の恵みに感謝する日、であるのに対して、山についても同じような日を定めるべき、という声が高まった結果実現した、ということです。

 学生の方たちは、夏休みの真っ最中なので、あまりぴんとこないかもしれませんが、社会人の青少年の方々にとっては、祝日が増えるのは嬉しいことなのではないでしょうか。

 私たちが住むこの岩手は、他県に比べても多くの山々に囲まれた地域です。

 岩手山を始めとして、早池峰山、須川岳、五葉山、姫神山、八幡平等々、たくさん思い浮かびますね。

 そして、山々は今、まさにシーズン開幕となりましたが、登山となると、私のような凡人ではそう簡単に真似はできません。

 けれど「山の日」のもたらす意義は、登山のみに限らないのです。

 キャンプ、里山歩き、高原散策、ドライブ、郊外へ足を向けること等々も、山の恵みに感謝する機会となります。

 もしそれがかなわなくても、朝、窓を開け、眺めるだけでも心は癒されます。

 

 この間、「こころのお手入れ」という小さなしおりを目にしましたが、この中でも、日光を浴びることや適度に体を動かすことなどが、心をリフレッシュさせることとして推奨されていました。

 

 せっかくの「山の日」

 非日常的な時間をつくり、日頃の喧騒から離れ、大自然の中に身をゆだね、親しむことを意識する日。

 そういう日にしてみませんか?


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相談室だより7月 「半歩先の目標設定で!!」 

2016年07月01日 09時43分00秒 | vol91~100

 

 7月は七夕の月ですね。

 2016年も、半分が過ぎて後半が始まったということです。そう考えるとちょっと焦りを感じるのですが、皆さんは如何ですか?

 さて、私は6月24日の朝に、「夏休みの象徴」と感じる花、「朝顔」が咲いているのを発見したのです。見るからにこぼれたタネから「ひ

とりで」咲いたと思われる、小ぶりで可愛い赤紫色の朝顔でした。何かとても得した気分になりましたよ。

 

 さてここで、皆さんが後半戦を乗りきっていくために参考になる(力になる!)と思われる「名言」を紹介したいと思います。

 それは、昨年10月に、矢巾町青少年健全育成町民会議主催の講演会に招かれて講演した、青山学院大学陸上競技部の原晋監督の「ことば」

です。矢巾町内中学校の全生徒、約800名が聴講したということです。

 私自身、直接聴いたのではなく、その内容を新聞で知ったのですが、直接聴いていたらさぞ迫力があって面白かっただろうな、聴講できた

矢巾町の中学生の皆さんはきっと明日への力が沸いたのだろうな、と思いを馳せました。

 

 講演題は「箱根駅伝優勝監督からのメッセージ ~夢の叶え方」 (新聞の記事から)

○ 「人間、諦めたら終わり。やり続ければ誰かが見てくれる。覚悟を持ってチャレンジし てほしい」

○  「言葉を大切にすること」として「……中学生の君たちも、自分の考えを口にすることは良いこと。前向きな、いろいろな考えを認め合え

  る仲間になろう」

○  「自分の夢、ビジョンを大きく描く」

○  「前例にとらわれず、できる理由を探す」

○  「半歩先の目標設定と、成功体験を実感する」

 

 私が一番反応したのは「半歩先の目標設定」という言葉です。

 目標をあまり気負いすぎて立てても、頑張り過ぎ、息切れがし、結果として成功体験を実感する前に「挫折!」なんてことにも……私はこ

のタイプです(笑)。

 2016年の後半戦は、この「半歩先の目標設定!」で成功体験をつかむまでやってみませんか?原晋監督も岩手に来たかいがあった!と

喜んでくれるに違いありませんよ。

 

 


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