節分が過ぎ、「立春」と聞くと急に「春」を意識し、光の明るさと共に何だか出口が見えるようで少しうれしい気持ちになりますよね。
しかし・・・・・・、受験生にとってはいよいよ本格的な受験シーズン到来で、「待ったナシ」の状態。学習面でも精神面でも最も苦しい段階を迎えている時期なのかも知れませんね。
この時期をどう乗り切るか、と受験生へのアドバイスはあらゆるところから発せられているのではないでしょうか。担任の先生からだったり保健室からだったり、塾に行っている人には塾の先生からだったり、或いは一番間近に見守っている親御さんからだったり・・・・・・と。
さて私は、昨年の岩手日報の今の時期に、「『朝活』で試験突破」との見出しで関西地方の大学の「朝活なう!」の取組みが紹介されている記事を読んで感心したことを思い出しました。
国家試験に備えて、4年のゼミのある曜日に、学生食堂の開店を午前8時に早め、100円で焼きたてのパン2個、コーヒーや牛乳、野菜ジュースなどフリードリンクで提供。学生に早めの登校を呼びかけているというもの。学部長のコメントも載っていました。「朝を制するものは、一日を制す。学生は深夜まで勉強しがちだが、試験に備え、早起きと朝食を取る習慣を身に付けてほしい」と。
「朝を制するものは、一日を制す。」「早起きと朝食を取る習慣」
素敵なアドバイスですね。急がばまわれ。私もやっぱり、基本は「生活のリズムを整えること」だと思います。
受験生の皆さん、今からでも遅くない。ここから、ここから、と思い、「本当の春だぁ~」と叫ぶことが出来るように、ぜひ、朝を制して下さいね!!