連休も終わりました。待ちに待った桜もあっという間に散ってしまって、葉桜。枝垂桜や八重桜もほぼ終わりに近づき、
盛岡近辺はリンゴの花が満開です。
4月4日の朝、NHK「おはよう日本」をたまたま見ていたら、ラッキーにも「大人の流儀」の伊集院静氏が出て熱く語って
いました。そして新社会人と対極にあるような私でも、思いっきり心を揺さぶられる「訴え」「檄」を知りました。題して
「落ちるリンゴを待つな」。紹介します。
落ちるリンゴを待つな
新社会人おめでとう。君は今どんな職場で出発の日を迎えただろうか。それがどんな仕事であれ、そこは君の人生の出発
点になる。
仕事とはなんだろうか。君が生きている証が仕事だと私は思う。
大変なことがあった東北の地にも、今、リンゴの白い花が咲こうとしている。皆、新しい出発に歩もうとしている。
君はリンゴの実がなる木を見たことがあるか。リンゴ園の老人が言うには、一番リンゴらしい時に木から取ってやるのが
大切なことだ、落ちてからではリンゴではなくなるそうだ。
それは仕事にも置きかえられる。
落ちるリンゴを待っていてはダメだ。
木に登ってリンゴを取りに行こう。
そうして一番美味しいリンゴを皆に食べてもらおうじゃないか。
一、二度、木から落ちてもなんてことはない。
リンゴの花のあの白の美しさも果汁のあふれる美味しさも厳しい冬があったからできたのだ。風に向え。苦節に耐えろ。
常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。
夕暮れ、ヒザ小僧をこすりつつ一杯やろうじゃないか。
新社会人の君たちに乾杯。
伊集院 静
そして、1か月後の5月4日付けの朝日新聞に、明治大学就職キャリア支援部長である福田敏行さんの「視野広げ足動かし
前へ」と題したコラムを見つけました。就活に苦慮している学生に向けて「……苦しいとき、『前へ』とつぶやいてみる。
人生に無駄はないという。過去のすべてを『前へ、前へ』と進む力に変えてほしい。」と。
青少年のみなさん、一度や二度木から落ちてもなんてことはない、人生には無駄がないのですから、「前へ」とつぶやいて
日々を精いっぱい頑張りましょう。一杯やるのはアルコールでないけどね。
盛岡近辺はリンゴの花が満開です。
4月4日の朝、NHK「おはよう日本」をたまたま見ていたら、ラッキーにも「大人の流儀」の伊集院静氏が出て熱く語って
いました。そして新社会人と対極にあるような私でも、思いっきり心を揺さぶられる「訴え」「檄」を知りました。題して
「落ちるリンゴを待つな」。紹介します。
落ちるリンゴを待つな
新社会人おめでとう。君は今どんな職場で出発の日を迎えただろうか。それがどんな仕事であれ、そこは君の人生の出発
点になる。
仕事とはなんだろうか。君が生きている証が仕事だと私は思う。
大変なことがあった東北の地にも、今、リンゴの白い花が咲こうとしている。皆、新しい出発に歩もうとしている。
君はリンゴの実がなる木を見たことがあるか。リンゴ園の老人が言うには、一番リンゴらしい時に木から取ってやるのが
大切なことだ、落ちてからではリンゴではなくなるそうだ。
それは仕事にも置きかえられる。
落ちるリンゴを待っていてはダメだ。
木に登ってリンゴを取りに行こう。
そうして一番美味しいリンゴを皆に食べてもらおうじゃないか。
一、二度、木から落ちてもなんてことはない。
リンゴの花のあの白の美しさも果汁のあふれる美味しさも厳しい冬があったからできたのだ。風に向え。苦節に耐えろ。
常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。
夕暮れ、ヒザ小僧をこすりつつ一杯やろうじゃないか。
新社会人の君たちに乾杯。
伊集院 静
そして、1か月後の5月4日付けの朝日新聞に、明治大学就職キャリア支援部長である福田敏行さんの「視野広げ足動かし
前へ」と題したコラムを見つけました。就活に苦慮している学生に向けて「……苦しいとき、『前へ』とつぶやいてみる。
人生に無駄はないという。過去のすべてを『前へ、前へ』と進む力に変えてほしい。」と。
青少年のみなさん、一度や二度木から落ちてもなんてことはない、人生には無駄がないのですから、「前へ」とつぶやいて
日々を精いっぱい頑張りましょう。一杯やるのはアルコールでないけどね。