青少年なやみ相談室

相談室だより

相談室だより8月 納豆のお話し

2021年08月01日 09時00分00秒 | vol151~160

 みなさんは納豆はお好きですか?「大好きで毎日食べる!」方もいれば、「匂いがダメ」「ネバネバがダメ」など、苦手な方もいらっしゃると思います。私は毎日は食べませんが大好きです。特に大粒の納豆にきざみネギを混ぜて食べるのが好きです。

 総務省の家計調査によると、2018~2020年の納豆の1世帯当たりの平均支出額第1位は福島市で、第2位は盛岡市、第4位山形市、第5位仙台市、第9位秋田市、第10位青森市と、東北の県庁所在地はベスト10入りしていて、東北の人は納豆をよく食べていることになります。

 東北人がこよなく愛する納豆の魅力は、何と言っても体とお財布に優しいところではないでしょうか。納豆の原料となる大豆はカルシウムやビタミンB1をはじめとしたビタミン、ミネラル、レシチン、サポニンと言った成分を多く含んだ総合栄養素材です。それを発酵することで成分はさらに増加し、納豆には健康を保つ上で欠かせない要素がたっぷりと含まれています。

 そんな納豆の食べ方はさまざまあり、薬味を変えるだけでも一味違った納豆を楽しむことができます。薬味としては、ネギ、シソ、ゴマ、キムチ、大根おろし、シラス、粉チーズ、明太子、山芋、アボカドなどなど…他にも各家庭ごとにお好みの薬味があると思います。さらにお料理としても天ぷらや納豆汁、トースト、グラタン、ピザ、パスタなどなど…こちらも和洋問わずさまざまあります。独特の香りと食感の納豆ですが、不思議と組み合わせを楽しめる食材でもあります。ぜひ、あなた好みのオリジナル納豆料理にチャレンジしてみてください。

 また、先人たちは意外にも短歌や俳句に納豆を多く詠んでいて、「納豆汁」は冬の季語にもなっています。かの松尾芭蕉も、<納豆切る音しばしまて鉢叩き>と詠んでいます。納豆は、昔から多くの人に愛されていたのですね。

 猛暑となりそうな8月、納豆に限らず、栄養のある美味しいものをしっかり食べて、身も心も癒して健康にすごしましょう。

 

 

                                    参考:河北新報 2021年7月10日 共生のページ

                                       だるま納豆 納豆の豆知識 www.darumanatto.jp  


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