立ち寄った図書館でこの言葉に出会いました。
「置かれた場所で咲きなさい。」
岡山のノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんのエッセイでした。
私たちは、困難に陥ったり、つまづいた時など、貧乏だから、家庭に恵まれないからとか、または、担任があの先生だから、
クラスメートがあの人だからなど、周囲のせいにしたくなり、自分が何をどれだけ頑張れるのか、ということはとかくおろそかにしがちです。
この言葉は、私たちに、「どんな環境にあっても幸せを見つけることは出来る。現実が変わらないなら、心の持ちようを変えてみること。」
と語りかけます。
帰り道、私は、心もち気持ちが豊かになったのを感じました。
10月に入り、秋も本番、「スポーツの秋」、「芸術の秋」、「味覚の秋」など、様々な秋が深まりつつありますが、「読書の秋」でもありますね。
皆さんも、近くの図書館や書店などで、心にしみる、自分に合ったエッセイに触れてみてはいかがですか。