新年度がはじまり、日射しもやわらかくなり、色とりどりのお花も咲きだし、春本番を迎えようとしています。いつもの4月ならそんな新しい気分や春の陽気も相まって、ウキウキ気分の4月なのですが、今年の4月はいつもの4月とは少し違っています。なぜなら新型コロナウイルスの感染が世界中の各地で起こっているからです。
いつになったら収束するのだろう?いつになったら普通の生活が送れるのだろう?学校はどうなるのかな?オリンピックの延期は決まったけど具体的にはどうなるのだろう?もし身近で感染が発生したらどうなるのだろう?・・・などなど、様々な疑問や不安が心のどこかにひっかかって、日に日にストレスが大きくなっているような気がします。また、もうすぐ岩手でも桜が咲く季節を迎えますが、例年のようにお花見を心から楽しめるか、ちょっぴり不安になります。
そんな気分が落ち込んだりストレスを抱えた時は、つらい気持ちを引きずらず、気分転換と不安の軽減をおすすめします。これは北海道臨床心理士会作成のポスターの内容を岩手日報が紹介したものです。
【気分転換】
*お風呂にゆっくりはいってみよう!
*身体を動かそう。筋トレ、ラジオ体操、ダンス、なんでもいいよ。
*せっかくできた時間。手芸、昔好きだった遊び、トランプ。家族でやるのも楽しいかもね。
【不安軽減】
*自分の周りに“いいな。好きだな”と思うものを置いてみて!
*不安を外に追い出すように、ゆっくり深呼吸をしてみよう。
*クッションやぬいぐるみをギューッと抱きしめてみよう。
このほかにも、不安に押しつぶされそうな時は「たわいのないおしゃべり」が救いとなるそうですよ。どうしていいかわからない時、不安な時、つらい時、思い切ってお話ししてみませんか。お電話お待ちしています。【青少年なやみ相談室 019-606-1722】
*参考*
岩手日報 2020年3月19日掲載記事「子どもの不安どう軽減」
河北新報 2020年3月23日掲載記事「新型コロナ適正に不安放出を」