青少年なやみ相談室

相談室だより

「えいっ、と気合いをかけ、自分の中のパワーに点火」しよう!

2012年12月23日 10時45分23秒 | 相談室だよりvol.51~60
 平成24年も、来年の年賀状の受付開始日になってしまいました。早すぎますよね……。
それを聞いただけで私はもう心がざわつき、浮足立ってしまいました。色々なことを後回しにしてきた私には年を越す前にやらなければならないことがたくさん……。
 さて、岩手の青少年のみなさんは微妙な今の時期をどう過ごしていますか?
これを書き始めてから、今、いい考え、提案を思いつきました。青少年のみなさん、○歳と言うたった一度しかない今年をどう過ごしたか振り返ってみませんか?「やれたぞ!頑張ったぞ!」というプラスの経験、「思い出したくもない、冷や汗が出る……」といういや~なマイナスの経験も思い出して書き出してみませんか?番号をふってどちらも3つ位セレクトしてみたらどうでしょう。
 おすすめは、まずプラスのことをじっくり思い出して書き出してみて、頑張れた自分を褒めて自分に大きな花マルをあげることです。そしてそれを新しいマイカレンダーに書き出しましょう。マイナスのこと、思い出したくもない失敗も一つだけピックアップし、それを二度と繰り返さない自分の決意なり行動の仕方なりもカレンダーに大きく書き出しましょう。
 年齢を重ねた熟年の私の例を公開します。今年だったらあるんです。珍しいことに。ちょっと自慢げに書かせてくださいな(笑い)。何と言っても、去年の体育の次の日から岩手公園でのラジオ体操に挫折せずに通ったこと。雨の日も吹雪の日も年越しも元旦も……。寝坊と体調不良で行かなかったことは5回位?だと思う。我ながら、立派!「私も捨てたもんでないな」とにんまりです。他の人から見たらそんなことかと笑われるような些細なことでも、決めたことを続けていると、大の大人であってもちゃんと「自己肯定感」がもてるようになってくるんです。自分に大きな花丸をあげたりして……。すると、次の事にもプラスのエネルギーが出てくるから不思議です。
 マイナスの経験を経て導き出した来年の私の行動目標も、恥ずかしいけど教えます。ちょっと面倒そうなことは「後でやろう……」が常だったので、来年は「とにかくやる!出来栄えとか丁寧さはともかく、まずやる!手をつける!」に決めました。25年のカレンダーに今日は必ずこれを標語のように書くことにします。 

 年を越すにあたっても新しい年を迎えるにあたっても私達には絶対に忘れてはいけないことがあります。心に留まった記事を紹介します。
岩手日報の「いわての風」欄で医師の樋口紘さんが呼びかけていました。「忘年会の幹事さん、トリには皆で『花は咲く』を合唱し、少しずつ義援金を集めて来年も小さな支援につなげよう。」と。
 また、第27回全国高校文芸コンクール東日本大震災復興応援短歌に応募し優良賞を受賞した、盛岡四校錠前沙帆さんは決意しています。「見てるしか 出来ない私 それならば せめてこの年 忘れずにいよう」と。
岩手の青少年のみなさん、新しい年は、このお二人の言葉をしっかり受け止めてから迎えることにしませんか。そして元日の朝、えいっ!と気合いをかけ、自分の中のパワーに点火し、元気に自分の立てた目標のスタートを切りましょう!
 

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