相談室だより 1月 「2017年 新たな気持ちで！」

 

題：　　　2017年　新たな気持ちで！　　

　あけましておめでとうございます！

　新しい年を迎えた皆さん、2017年の目標を何か見つけられましたか。

　どんな小さな目標でも、目標があるということは素晴らしいことですよね。自分の心が前を向いているということですから。

　2017年、自分が見つけた目標に向かって笑顔で前に歩いていきましょう。私たちも出来ることがあれば今年もささやかなお手伝いをさせていただきます。

　　

　でも、長い1年の中では笑顔が消えかかる時があるかもしれません。そんな時には、自分で元気を取り戻す方法、「わざ」を知っているといいですよね。「日本精神科看護技術協会」で出している「こころのお手入れ　はじめてＢＯＯＫ」のパンフレットから紹介しますので、試してみてください。

「セルフケア7カ条」のうち、2つか3つ位やるとこれが不思議とリフレッシュになって元気になれるんです。自分に合ったものを試してみて、心をリフレッシュさせて元気を取り戻し、また笑顔で前へ進みましょうね。

 

　　今すぐできる「こころのお手入れ」　セルフケア7カ条

　　　　①　同僚や友人、家族に、素直な気持ちをはなしてみる　　　　　

　　　　　　　　ストレスを感じた出来事を人にはなしてみると、自然と思考が整理されて気持ちが落ち着いてくるもの。

　　　　　　　　雑談だけでもこころのやすらぎに。

　　　　②　気持ちを自由に　書き出してみる　　　　　　

　　　　　　　　人になにもかも話すのはちょっと…という人は、気持ちを紙に書き出すだけでもＯＫ。

　　　　　　　　大切なのは、素直な気持ちを外に出すことです。

　　　　③　日常に「ご褒美タイム」をつくる　　　

　　　　　　　　忙しい生活の中では「好きなこと」「楽しいこと」をわすがち。　

　　　　　　　　趣味の音楽やスイーツなど、　こころが喜ぶご褒美タイムを作りましょう。

 　　　　④　夜更かしせず、できるだけ同じ時間に起きる　　　　　　　

　　　　　　　　体内時計を整えることも、こころのお手入れに。

　　　　⑤　規則正しい食事をする　　　　

　　　　　　　　食事の偏りは、こころにも大きく影響します。

 　　  　⑥　朝に日光を浴びる　　　　　　

                    　朝に光を浴びる習慣は、こころを安定させます。

　　   　⑦　適度に体を動かす　　　　　　　

                       適度な運動は、精神科治療にも導入されています。

 

 

 

相談室だより１２月 「いつも笑顔で」

　笑顔、それはまわりの人も自分も元気にする不思議な魔法です。

　テレビ等でいつも元気に活躍中の松岡修造さんの「[日めくり]まいにち、修造！」の中に「苦しい時ほど、笑ってごらん」というメッセージがあります。

 

　つらい時、苦しい時は笑顔になれないよね。でも、そんな時こそ、僕は笑うんだ。

　笑顔でいれば、自分も、周りの人も明るくなれると信じているから。

　大きな声で「明日は大丈夫！」「次は大丈夫！」と言いながら、笑顔とガッツポーズ。

　そうすると、心も体も「そうかな？」なんて勘違いして、

　頑張る力や乗り切る力がどんどんわき出てくるんだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[日めくり]まいにち、修造！心を元気にする本気の応援メッセージより

 

　ある陸上競技の指導者が言っていました。「子供達にたった一言声をかけると瞬く間に足が速くなる魔法の言葉があります。それは『笑おう』です。」と。赤ちゃんの脳を活性化させる一番いい方法も「笑わせること」。認知症予防にも心を元気にすることにも「笑う」ことが大切です。１日１回大声で笑うと、脳が元気になり、免疫力も高まるそうです。

 

　昔の人はいいことを言いました。「笑う門には福来る」

　もうすぐ新年を迎えます。お互い新しい年を笑顔で迎え、その1年が笑顔の絶えないステキな1年となることを願っています。どうぞ、良いお年をお迎えください。