遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

杜を行く

2019-01-27 15:20:45 | 日記
平成31年1月27日(日)

冴えわたる


暖冬とは言え、ここ数日の寒さは「冬真っ盛り」
早朝、未だ薄暗い中目を凝らし、朝刊を取出し、、
一通り紙面を眺め、何時もの様に「ラジオ体操」
身体が何となく目覚めた頃、、、、
東の空から朝陽が昇る頃の気温はとても低く、
氷点下を指す、
早速、ストーブを点ける、、、、、
カミさんが、ヤット起き出して来る、、、
何時もの一日が始まる、、、、、。


白鳥古墳


所要で熱田に出掛ける事となり、
昼少し前に用を済ませて、神宮の方へ足が向く
「白鳥古墳」の辺りから、神宮の森へ、、、
新年の喧噪も止み、、詣でる人はなく、
森閑とした杜の小径へ入って行く、、、

冬の神宮の杜は、寒さが極まり、空気も透明に
澄んだ澱みのない冷たさを感じる、、、。
杜を進むと、鋭利的な刃物で大気が切られる
様に肌を刺す様な冷たさ、、、
身震いする様な悍ましさは無い、、、。
音も光も色も、何もかもが澄んでをり、
身も心も洗われる様で、とても居心地が良い。
頭の中迄スッキリした様に思える。



一時して我に帰り、、空腹を覚え、、、、
これも悲しき人の性か、、、、、、、、


今日の1句

樹々の冴え凝然として神の杜     ヤギ爺