遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

花 筏

2020-04-08 16:08:16 | 日記

令和2年4月8日(水)

花 筏

花と言えば普通、桜の花をさしている

花筏とは、花が散って水面に浮かび流れる様

を、筏に見立てていう言葉である。

久しぶりに「イオンモール港店」へ出かけた。

食料等の買い出しで「今日は荷物が多くなり

そうだから」と、カミさんのお伴をする事に。

近くに荒子川公園があり、買い物前に立ち寄る。

川沿いに桜並木があり、既に満開の桜が時折の

風に 散り始めていた。人影は疎らであり、、

川面に花筏が浮かび、一片がやがて集団となり

川下へ流れていく、、、、、。

 

今年は、「新型コロナウイルス」の影響で花見

のニュースは殆ど聞こえず、知らぬ間に、はや

散り始め、やがて終わろうとしている。

現役(会社務め)の頃は、近くの大江川緑地で

職場の仲間と、毎シーズン花見の宴を催した。

先月、一宮に住む娘から「木曽川堤」の花見に

誘われたが、コロナ騒ぎで行きそびれた。

一宮、木曽川堤の桜並木

 

 

今年は、日本全国が「新型コロナウイルス」の

騒ぎで、其れ何処ではないようである。

 

ところで、

桜とは別にミズキ科の落葉低木に「花筏」と

いう植物がある。山地に自生し、木の高さは

2~3m在り、初夏に葉の上面の中央に淡緑

色の小花が咲き、これが花を乗せた筏に見立

てられる。後に球形黒色の果実を結ぶ。 

雌雄異株で、葉は食用となる。

別称「ママコノキ」といわれている。

 

今日の1句

一片の落ち群れとなり花筏    ヤギ爺