令和2年4月8日(水)
花 筏
花と言えば普通、桜の花をさしている
花筏とは、花が散って水面に浮かび流れる様
を、筏に見立てていう言葉である。
久しぶりに「イオンモール港店」へ出かけた。
食料等の買い出しで「今日は荷物が多くなり
そうだから」と、カミさんのお伴をする事に。
近くに荒子川公園があり、買い物前に立ち寄る。
川沿いに桜並木があり、既に満開の桜が時折の
風に 散り始めていた。人影は疎らであり、、
川面に花筏が浮かび、一片がやがて集団となり
川下へ流れていく、、、、、。
今年は、「新型コロナウイルス」の影響で花見
のニュースは殆ど聞こえず、知らぬ間に、はや
散り始め、やがて終わろうとしている。
現役(会社務め)の頃は、近くの大江川緑地で
職場の仲間と、毎シーズン花見の宴を催した。
先月、一宮に住む娘から「木曽川堤」の花見に
誘われたが、コロナ騒ぎで行きそびれた。
一宮、木曽川堤の桜並木
今年は、日本全国が「新型コロナウイルス」の
騒ぎで、其れ何処ではないようである。
ところで、
桜とは別にミズキ科の落葉低木に「花筏」と
いう植物がある。山地に自生し、木の高さは
2~3m在り、初夏に葉の上面の中央に淡緑
色の小花が咲き、これが花を乗せた筏に見立
てられる。後に球形黒色の果実を結ぶ。
雌雄異株で、葉は食用となる。
別称「ママコノキ」といわれている。
今日の1句
一片の落ち群れとなり花筏 ヤギ爺