令和2年4月18日(土)
仔 馬 : 若 駒、春 馬
冬が終わり、厩を出て野に遊ぶ馬を見ると
いかにも溌溂として春を喜び楽しむ感じがある。
特に若駒を見ると、その感は一層深まる。
亦、春は仔馬が生まれる季節でもあり、仔馬が
親馬に甘えながら歩いている姿も見られる。
駒は馬の子、未だ若い馬の事で馬の総称でもある。
若駒は溌溂として高原を走り回り、草を食む。
その鬣(たてがみ)には少年の様な清涼感がある。
(これは、数年前に北海道旅行をした時、牧場を
訪れた際の事。生まれて間もない仔馬達が時に草
を食み、亦、突然走り出す姿、、時に母馬に甘え、
仔馬同士がじゃれ合う様子に、いつまでもその場
を離れ難く、、、、、心に残る風景である)
4月、5月と「新型コロナウイルス」の影響で
句会場のコミニテイ・センターが休館となり、
句会の中止が決定された。
4月の兼題 : 春の雨、仔馬、
5月の兼題 : 蛸、ソーダ水、
夫々に、句作をとの事であるが、外出自粛で
何処にも出られず(吟行も中止)、、、、
春の雨は連日の様に降り続き、コロナ騒ぎを
家で耐え、、、
仔馬は、本来なら平針農業センターや牧場等
へ吟行に出て、馬を目の当たりに出来るのだ
が、、言い訳しつつ、以前の記憶を辿りつつ)
相変わらずの愚作、拙句に苦慮し、、、、
今日の1句
仔馬跳ね草喰む親をからかひぬ ヤギ爺