遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

仔 馬

2020-04-18 16:37:33 | 日記

令和2年4月18日(土)

仔 馬 : 若 駒、春 馬

冬が終わり、厩を出て野に遊ぶ馬を見ると

いかにも溌溂として春を喜び楽しむ感じがある。

特に若駒を見ると、その感は一層深まる。

亦、春は仔馬が生まれる季節でもあり、仔馬が

親馬に甘えながら歩いている姿も見られる。

駒は馬の子、未だ若い馬の事で馬の総称でもある。

若駒は溌溂として高原を走り回り、草を食む。

その鬣(たてがみ)には少年の様な清涼感がある。

 

(これは、数年前に北海道旅行をした時、牧場を

訪れた際の事。生まれて間もない仔馬達が時に草

を食み、亦、突然走り出す姿、、時に母馬に甘え、

仔馬同士がじゃれ合う様子に、いつまでもその場

を離れ難く、、、、、心に残る風景である)

 

4月、5月と「新型コロナウイルス」の影響で

句会場のコミニテイ・センターが休館となり、

句会の中止が決定された。

4月の兼題 : 春の雨、仔馬、

5月の兼題 : 蛸、ソーダ水、

夫々に、句作をとの事であるが、外出自粛で

何処にも出られず(吟行も中止)、、、、

春の雨は連日の様に降り続き、コロナ騒ぎを

家で耐え、、、

仔馬は、本来なら平針農業センターや牧場等

へ吟行に出て、馬を目の当たりに出来るのだ

が、、言い訳しつつ、以前の記憶を辿りつつ)

相変わらずの愚作、拙句に苦慮し、、、、

 

今日の1句

仔馬跳ね草喰む親をからかひぬ    ヤギ爺