遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ほたるいか

2020-04-28 16:49:48 | 日記

令和2年4月28日(火)

蛍烏賊 : ほたるいか、まついか

ホタルイカモドキ科の軟体動物

胴長5~7cmの小さな烏賊で、身体の各部に

多数の発光器がある。

深海に生息し、晩春(3~6月)の産卵期には

浅海に近づき浮上して、海面に青く美しい光を

明滅させる。

富山湾の滑川や魚津の海岸に多く、蛍烏賊遊海

は国の天然記念物に指定されている。

触手の先には3個の発光器が付いて居り、何かに

触れると発光する。敵から逃げる為とされる。

身体の表面には、腹部(海底側、下部)に細かな

発光器があり、下側から見る敵を光で攪乱して、

その隙に逃げるためのものとされる。

背面(海面側、上部)には発光器はない。

漁獲量は兵庫県の山陰部が最も多く、次いで富山

湾であるが、富山湾では毎年この時期に、観光船

を出し「蛍烏賊漁」を眞近で見せ、食べさせる事

を目玉として居たが、「新型コロナウイルス」の

影響で、今年は自粛している。

観光船、今年は営業自粛中、、

 

また、毎年4~5月頃に富山湾沿岸で「ホタルイ

カの身投げ」と言われる現象がみられる。

大量の蛍烏賊が、夜中から明け方にかけ波打ち際

に打ち寄せる。青い光が現象的で、それを見に来た

人達が、砂浜や岸壁等から掬い上げる、、、、。

食用として、近年で冷凍処理された「生食用」が

店頭に出回るようになり、生食(おろし生姜)

酢味噌和え、ぬた(味噌和え)、炒め物、煮物

天婦羅、佃煮等と色々、楽しめる。

酢味噌和え

ぬた(味噌和え)

炒め物

 

早速今晩、定番の酢味噌和え等、、、、、、、

 

今日の1句

幻想の身投げの磯の蛍烏賊     ヤギ爺