令和2年4月26日(日)
小手毬の花 : 小粉団のはな
一枚から細かく枝が岐れて、真っ白な小粒
の花が毬状に集まって咲き、かわいらしい
感じを与える。
バラ科の落葉低木で、高さは1~2m。
生垣等、庭先に植えられて、ちょっと切り
生けられる、日常の何処にも親しみの在る
花である。
その形が手毬に似ている事からその名がある。
毎年4月の終わり頃に、マンションの定期
総会(年度総会)が行われていたが、今年は
新型コロナウイルスの影響で中止となった。
会場予定の「コミュニテイセンター」は、
三密(密閉、密集、密接)の場所となる施設
の使用を禁じる命が、国から出された。
3月の初めから、この場所での行事予定は
全て中止となった。
お陰で、毎月の定例句会、各種の会合の中止
亦、各種のサークル活動等も止むを得ず、、
マンションの定期総会は三十数年の間、一度
も中止は無かったので、戸惑っている。
昨年度の報告(会計、行事等)、本年度事業
計画(人事、予算、事業内容等)は、議案書に
依り、書面による議決権の行使後に議決、承認
を得ることとなった。
人事については、先の理事会の場で決議され、
総会の場で承認する予定であった(毎年)
これらの事は、私達個人のほんの小さな出来事
なのかもしれない。
日本中で、イヤ世界中で想定外のパンデミック
(感染症の世界的大流行)により、大混乱が
起きている。
様々な国で、誹謗中傷が飛び交い、暴力事件が
彼方此方で起き、弱い立場の人達が困窮する。
日本でも例外ではなく、、あれほど礼儀正しく
世界の人々から絶賛されていたのが、一変し、
自分の身に困難降りかかると、忽ちに本性を
表して、自分勝手な行動に走る、、、、、、。
其れとは知らず、
会場となる筈だったコミュニテイ・センターの
前に在る生垣には、今年もまた真っ白な小手毬
の花が咲き盛っていた、、、、、、。
今日の1句
こでまりに身の煩ひの判るらむ