遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

時の記念日

2020-06-10 16:47:08 | 日記

令和2年6月10日(水)

時の記念日 : 時の日

大正9年(1920年)、時間というものの

尊さを説き、人生に於いて時間を守り、規則

正しい生活を推進する運動が行われる。

そもそもは、天智天皇在位の671年の4月

25日に「漏刻」という水時計が日本で初め

て使われた様で、その日を太陽暦に直すと、

6月10日に当たる。

「漏刻」は、管つなぎの四つの箱を階段状に

繋げ置き、水が漏れ落ちる量に依って時刻を

示す装置である。

飛鳥の水時計(飛鳥資料館)の

漏刻台想像図

 

忙しい現代人にとって時間を尊ぶ貴重な日と

いえよう。

滋賀県大津市の近江神宮では毎年「漏刻祭」

が行われるが、今年は新型コロナウイルスの

影響で中止となった。

近江神社の漏刻祭(滋賀県大津市)

 

また、今年は終戦から75年を迎える。

毎年、各地で鞦韆の記念式典が行われるが、

残念ながら今年は規模を縮小される様である。

6月23日の「沖縄慰霊の日」、

8月6日の「広島の平和祈念式典」、

8月9日の「長崎の平和祈念式典」等があり、

参列者の制限がされる様だ。

各地の資料館への見学者も減っているとの事。

戦争の記憶と平和への願いは決して忘れては

ならない事であろう。

「時の記念日」、時は決して止まることなく

刻み続ける、、、、。

 

狭い我が家にも、色んな場所に時計が置かれて

いる。 所帯を持って直に手に入れた「鳩時計」

今では時は刻まれていない。

鳩時計

腕時計

 

また、欲しくて都度買い換えた腕時計も、今は

スマホに押されて余り日の目を見ない。

目覚し時計は、毎日が日曜日の今は無用となる。

 

今でも刻み続けて居るのは、各部屋の壁の掛時計

(そう言えば何故か、トイレにも)

それらは、少なからず思い出が残って居り、捨て

られない、、、、、

それに、ラジオやパソコンに付随する時計、、、、

湿度、時計、温度計

 

今日の1句

時の日の思い出刻む古時計     ヤギ爺