遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

解任された人達

2020-06-12 16:10:23 | 日記

令和2年6月12日(金)

解任された人達(男と女)

お友達と握手

今年の秋(11月3日)に予定されている米大統領選挙

トランプ大統領は就任以来、様々な言動と無軌道な

政策で、アメリカを、イヤ世界中を混沌とさせた。

アメリカファースト(何よりも自分ファースト)を

掲げて来たトランプ大統領へ審判が下される。

これ迄ハチャメチャ(行きあたりばったり)な政策

に嫌気がさし、多くの閣僚達が自らお退めになった。

当初トランプ大統領からの信任も厚く選出されたが

公務執行中に意見が合わず辞めた主な方は15名。

マカリーナン前国土保安長官(2019年9月)

 

ボルトン大統領補佐官(2019年8月)

コーツ米国家情報長官(2019年8月)

ローゼンスタイン司法副長官(2019年5月)

サンダース米大統領報道官(2019年6月)女性

アレス大統領警護隊長官シークレットサービス(2019年4月)

ニールセン国土安全保障長官(2019年4月)女性

シャイン大統領次席補佐官(2019年3月)

 

マテイス国防長官(2018年12月)

ジンキ内務長官(2018年12月)

ケリー大統領首席補佐官(2018年12月)

セーションズ司法長官(2018年11月)

ブルイート環境保護局長官(2018年7月)自身不正疑惑

マクマスター大統領補佐官(2018年3月)

 

テイラーソン米国務長官(2018年3月)

他に、

マイケルフリン大統領補佐官(在位22日)

ジェームスコミー連邦捜査局長官(在位109日)

一方日本の安倍首相は、2012年(平成24年)12月

第二次安倍内閣以来現在迄7年の長期政権の間で

延べ9度の内閣改造を行なって居る。

(2006年~7年の第一次安倍内閣は自身の体調不良

 で退陣された)

長期政権の当初、安倍首相は「自民党は人材豊富で

どなたがやっても優秀な方ばかりで、選ぶのが大変」

と仰っていた。 が、当の大臣の方々は担当する部署

の様々な問題に対応しきれず、おかしな答弁ばかり、

また、地元の選挙等で政治資金問題等で辞任に追い込

まれる方が続出した。

公務執行中に辞任された主な閣僚の方々は、

稲田朋美防衛大臣:南スーダン自衛隊派遣(2017年7月)

今村雅弘復興大臣:東日本大震災、失言(2017年4月)

 

甘利明経済再生担当大臣:政治献金授受(2016年1月)

小淵優子経済産業相:政治献金授受(2014年10月)

松島みどり法務大臣:政治資金問題(2014年5月)

西川公也農林水産大臣:政治献金問題(2015年2月)

江崎鉄麿沖縄北方担当大臣:答弁、健康問題(2018年2月)

桜田義孝五輪担当大臣:失言答弁(2019年4月)

菅原一秀経済産業担当大臣:選挙違反(2019年10月)

 

河合克之法務大臣:政治資金規正法違反(2019年10月)

安倍総理は「任命責任は私に在る」と何度も言われるが

未だに責任を取られた事はない。

他にも、今国会中の森雅子法務大臣の失言、答弁繰り返し

相変わらず失言の多い麻生太郎副総理、跳んでる発言の

小泉環境大臣等々、今の国会を見ていると、まともに仕事

の出来る方は見当たらないが、、、、?

肝心要の安倍総理は自身に様々な問題を抱え、政治不信が

つのるばかり、何方もご意見を申し上げられず、「忖度」

をする議員ばかりである。

日米の両首脳共に「手柄は自分、失敗は他人の所為」に

するのは同じだが、只一つ違うのは「御退任」された方々、

米国では大統領が無謀な政策を繰り返すと「意見が違う」

と自ら閣僚を退任する。日本ではたとえ無茶な政策でも

忖度し、異議を唱えない。自らの問題で辞めさせられる。

 

今日の1句

時の日を無駄に過ごして仕舞ひけり     ヤギ爺