遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蕎麦の花

2020-06-22 16:04:14 | 日記

令和2年6月22日(月)

蕎麦の花 : 花蕎麦

長野県下條村に、蕎麦の白い花が満開を迎えた。

(中日新聞6月22日朝刊より)

本来、「蕎麦の花」は秋の季語で、初秋の頃に

茎頂に白色(または薄紅色)の小花咲き、蕎麦

畑に総状花が絨毯の様に広がる。

梅雨の晴れ間となった21日、都道府県をまたぐ

移動自粛の全面解除に合せて訪れた人が、写真を

撮ったり、散策をして楽しんだりした。

村によると、蕎麦の特産品化を目指し、1995

年(平成7年)から、休耕田の約20ヘクタール

を利用して栽培を開始。

毎年、夏と秋に分けて収穫をしている。

今年は、夏の収穫を7月5日頃と見込んでいる。

山々に囲まれた高台を埋め尽くす花に、

横浜市等、県外から訪れた観光客らは「白い花と

木々の緑のコントラストがきれい、圧巻です。」

と満足そうだった。見頃は今週末頃迄との事。

(中日新聞の朝刊記事より、引用した。)

 

浪川寛次さんの著書「俳諧、蕎麦ばなし」に

そばに纏わる話と、蕎麦の俳句が載っている。

 

そばの花、そば畑、そばの実、そば粉、そば湯

そばがき、そばうち、そば殻等、蕎麦の様々な

話と、芭蕉、蕪村、一茶などの蕎麦の名句を

紹介されている。

 

今日の1句(俳人の名句)

蕎麦はまだ花でもてなす山路かな    松尾 芭蕉

山畠やそばの白さもぞつとする     与謝 蕪村