令和2年11月5日(木)
蒲 団 : 蒲団干す
袋状の布の外被の中に綿や鳥の羽毛等を詰めた寝具
通常は敷き蒲団と掛け蒲団とからなる。
本来、蒲団は座禅のときの敷物に用いる円座をいい、
蒲の葉を編んで作った。
古くは、掛け蒲団は衾(ふすま)、敷き布団は褥(し
とね)と呼んだ。
背、腰、肩だけのための小型の蒲団もある。
蒲団は一年中用いるものであるが、季語としては冬。
夏の蒲団は薄く、涼しく作られ「夏布団」という。
他にも、座布団、火燵かけ蒲団などがある。
火燵かけ蒲団
掻巻(かいまき)
袖の付いた着物状の寝具で、防寒具としても使用。
首から肩を覆う事により、保温性に富んでいる。
寒さの厳しい東北や日本海側の豪雪地帯に多く使われる。
長野県には「なきそねこ」という、「ねんねこ半纏」の
一種、綿入れ状の「ちゃんちゃんこ」もこれに含まれる。
日本には、先人の知恵でこうした防寒寝具が多く伝わる。
11月に入り、日に日に寒さが募る今日この頃、、、
久々の快晴となり、早速カミさんの声がかかり、蒲団を
干す事になった。
冬物の羽毛布団を出し、普段使用している蒲団と交互
に干す。
蒲団を叩くと、カミさんが「ご近所に障るから、、」と、
最近は、マンションやアパート等の集合住宅等では余り
蒲団を干さなくなった様である。
パタパタ音や、叩くと埃、ダニ等が階下へ飛び散る等
苦情が在る様だ。この行為を禁ずる所も多いそうだ。
我家では冬場になると、「布団乾燥機」を使用した後、
布団乾燥機
蒲団クリーナー
ダニ取りシート
「布団クリーナー」をかける。 更に「ダニ取りシート」
なるものをシーツの下に敷いている。
布団乾燥機をかけた後は、ポカポカと温かく寝心地が良い。
明後日には「立冬」、確実に冬がやって来る、、、、、
今日の1句
妻の声寝覚めそそくさ蒲団干す ヤギ爺