令和2年11月12日(木)
女川原子力発電所再稼働
宮城県の村井嘉治知事は11日、東北電力女川原発2号機
の再稼働について「原発には優れた電力の安全供給性があ
り、地域経済の発展にも寄与する」と、再稼働同意を発表。
(須田善明女川町長、亀山絋石巻市長との3者会談後の
記者会見の場で発表した。)
中日新聞より
東北大震災で重大事故を起こした「東電福島第一原発」と
同じ、「沸騰水型軽水炉」(BWR)である。
今回の同意表明、原発への不安感は根強く、安全性につい
てより慎重な検証が必要であるが、「原子力規制委員会」
の審査合格と、それを追認した「県有識者検討会」の報告
を基に結論を急いだ。
宮城県、女川原子力発電所
地元では避難道路の確保や原発30km圏内の20万人の
避難者受入れ体制が未定の儘の、見切り発車である。
「原発が在る限り事故の可能性が在る中、安全対策不十分
のまま何故「GOサイン」を出したのか、、、、?
市町村会議では賛否の詳しい意見も聞かずに、参加した代表
者の拍手を持って「県民の総意」とされた様である。
福島原発事故
お隣の福島では、原発事故で溜まった「汚染水タンク」が、
増大し、処理不可能(後3年未満に満杯)の様で、汚染水を
希釈し海洋に流す計画を近々実施するとの発表があった。
地元漁業関係者等は「唯でさへ風評被害が多い中、何故海に
流さねばならないのか?」
この問題、政府は絶対安全と説明されるが、本当に安全なら
先ず、自民党国会議員さん(衆参395名)のご家族(4人
として)に日常的に毎日20L使用して頂いたらどうだろう。
1580 × 20 = 31600L
現在汚染水タンクは1050基(1基約1トン、1000㎥)
汚染水は2日で1基(1トン)必要との事。
若し、安全が実証されれば全国の自民党員さん(108万人)
に毎日配送(送料国負担)すれば、汚染水問題は解消、、?
又、原発のゴミ(放射性廃棄物)の最終処分場の問題も、全国
受入れ先がない。 そんな中北海道の2町村が手を挙げた。
これは国から最大20憶円の交付金が支給されるとか、、、
「交付金を有効活用すれば町の財政が助かるので」との理由。
英、仏から放射性廃棄物返却
また、先日」「英、仏から核のゴミが5年ぶりに返還される」と
のニュースが在った。これは青森県六か所村の「核燃料処分場」
(リサイクル)が再稼働したためとの事。
六か所村処分場
世界の処分場
アメリカ最汚染施設ハンフォード・サイト
英国核廃棄物焼却設備
中国はチベットへ、格納?
最近、各地で原発の再稼働のニュースが在る(国の安全基準を
満たしている)との事だが、国はこれを許可するのなら、合せて
核のゴミ(最終処分場)も再稼働を許可する県にお願いしたら
どうでしょう。 引き受けて頂けるのなら一石二鳥である。
今後、原発事故は無くても「核のゴミ」は永久に付いて回る。
本当に原発は安全でクリーン・エネルギーなのか、、、、、
(子供達に何もかも、負の遺産を押しつけるな)
今日の1句
小春日や汚染の陰に怯えつつ ヤギ爺