遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

次郎柿

2020-11-20 15:42:49 | 日記

令和2年11月20日(金)

次郎柿

友人から「次郎柿」を戴いた。

昨日、ご近所の自家製のを戴いたばかりだ、、

(今年は柿の当たり年かも、、、)

次郎柿は丸いというより、四角張った扁平な柿

一片が9cm程、高さ(厚み)は7cm程の大きな柿

である。

1段に4×3=12個、4段の計48個、立派でズシリと重い。

果肉は固く歯ごたえがある。甘味は確りだが果汁は少ない。

次郎柿の由来は、

1884年(弘化元年)、静岡県の森町に住む松本次郎吉

がこの平ぺったい柿を見かけ、早速幼木を自宅へ持ち帰り、

育てた。 忽ち周辺から裾野が広がって行った。

次郎柿の原木(静岡県森町)

 

今では全国至る所でこの次郎柿が育っている。

1908年(明41年)、明治天皇が静岡を訪れた際に、

お召し上がりになり、以来、毎年天皇に献上される様に

なった。

次郎柿はそのままが美味しいのだが、熟し過ぎた時には

ミキサーにかけ、ヨーグルトを加えて食べると好い。

冷凍して、シャーベット状にしても美味しい。

ジャムにするには、ミキサーにかけた柿と同量の砂糖を

加えて、鍋でジックリ煮込み、トロミが出たらレモン汁

を少々いれ完成。

その他、オリーブオイルと塩を加え、ドレッシングにも

良いとされる。

 

カミさんが一宮の娘に電話、柿が欲しいとの返答があり、

長男(高2男子)が部活のない月曜日に名駅で私てとの事

カミさん、柿10個にアレコレ食品(ハム等)を入れ、

とても重く私も荷物持ちで同伴することとなる。

袋を二つに分け、二人で運ぶ、、、、

孫に駄賃と伴に手渡すと、片手で軽々と持ち帰った。

若さには勝てぬ、、、(情けなさと喜びとが、、)

 

今日の1句

次郎柿ずしり掌四角張る    ヤギ爺