令和2年11月20日(金)
次郎柿
友人から「次郎柿」を戴いた。
昨日、ご近所の自家製のを戴いたばかりだ、、
(今年は柿の当たり年かも、、、)
次郎柿は丸いというより、四角張った扁平な柿
一片が9cm程、高さ(厚み)は7cm程の大きな柿
である。
1段に4×3=12個、4段の計48個、立派でズシリと重い。
果肉は固く歯ごたえがある。甘味は確りだが果汁は少ない。
次郎柿の由来は、
1884年(弘化元年)、静岡県の森町に住む松本次郎吉
がこの平ぺったい柿を見かけ、早速幼木を自宅へ持ち帰り、
育てた。 忽ち周辺から裾野が広がって行った。
次郎柿の原木(静岡県森町)
今では全国至る所でこの次郎柿が育っている。
1908年(明41年)、明治天皇が静岡を訪れた際に、
お召し上がりになり、以来、毎年天皇に献上される様に
なった。
次郎柿はそのままが美味しいのだが、熟し過ぎた時には
ミキサーにかけ、ヨーグルトを加えて食べると好い。
冷凍して、シャーベット状にしても美味しい。
ジャムにするには、ミキサーにかけた柿と同量の砂糖を
加えて、鍋でジックリ煮込み、トロミが出たらレモン汁
を少々いれ完成。
その他、オリーブオイルと塩を加え、ドレッシングにも
良いとされる。
カミさんが一宮の娘に電話、柿が欲しいとの返答があり、
長男(高2男子)が部活のない月曜日に名駅で私てとの事
カミさん、柿10個にアレコレ食品(ハム等)を入れ、
とても重く私も荷物持ちで同伴することとなる。
袋を二つに分け、二人で運ぶ、、、、
孫に駄賃と伴に手渡すと、片手で軽々と持ち帰った。
若さには勝てぬ、、、(情けなさと喜びとが、、)
今日の1句
次郎柿ずしり掌四角張る ヤギ爺