令和2年11月9日(月)
銀杏黄葉 : 銀杏散る
銀杏は、イチョウ科の落葉高木で中国原産
大きなものは高さ30m、幹の直径は3mを超える。
大通りの並木として、キャンパス内の樹木として最も
多いとされる銀杏の木。
長い柄のついた銀杏の葉は可憐で、新緑の頃も美しい
が、晩秋から黄葉を混じえ、やがて黄一色に染まり、
初冬にかけて黄金色に光り輝く。荘厳な感じさえする。
やがて晩秋になると、高い梢から散り始める。
扇形の銀杏の葉が陽に輝きながら舞い散る様子は、空に
金箔を撒く様に明るく華やかである。
銀杏落葉が絨毯の様に敷き詰められた、並木道を歩くと
カサカサとふんわりとして、とても心地が良い、、、、
子供達がハシャギながら駆け回り、時に葉っぱを掬い
振り撒き、、それを繰り返す、、、、、
又、風のない日に自然に落ちる葉は音もなく散り、、
まるで金色の鱗が一枚づつ剥がれ落ちる様で、、、、
金色の落ち葉が陽に輝きながら、音もなく落ちる様は
何とも言えぬ心和ます風情か、、、、、。
徳川園の黒門、
名駅前の並木、
先日、カミさんの通院の付き添う際に見た病院前の
銀杏並木もすっかり色ついて、例年より少し早い様だ。
通院、或いは病院の帰りに行き交う人達も思わず見上
げ、ゆっくりゆっくり並木路を行く。
元気付けて居る様だ、、、、、、
今日の1句
病棟に銀杏並木の黄金色 ヤギ爺