遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

銀杏黄葉

2020-11-09 16:26:57 | 日記

令和2年11月9日(月)

銀杏黄葉 : 銀杏散る

銀杏は、イチョウ科の落葉高木で中国原産

大きなものは高さ30m、幹の直径は3mを超える。

大通りの並木として、キャンパス内の樹木として最も

多いとされる銀杏の木。

長い柄のついた銀杏の葉は可憐で、新緑の頃も美しい

が、晩秋から黄葉を混じえ、やがて黄一色に染まり、

初冬にかけて黄金色に光り輝く。荘厳な感じさえする。

やがて晩秋になると、高い梢から散り始める。

扇形の銀杏の葉が陽に輝きながら舞い散る様子は、空に

金箔を撒く様に明るく華やかである。

銀杏落葉が絨毯の様に敷き詰められた、並木道を歩くと

カサカサとふんわりとして、とても心地が良い、、、、

子供達がハシャギながら駆け回り、時に葉っぱを掬い

振り撒き、、それを繰り返す、、、、、

又、風のない日に自然に落ちる葉は音もなく散り、、

まるで金色の鱗が一枚づつ剥がれ落ちる様で、、、、

金色の落ち葉が陽に輝きながら、音もなく落ちる様は

何とも言えぬ心和ます風情か、、、、、。

徳川園の黒門、

名駅前の並木、

 

先日、カミさんの通院の付き添う際に見た病院前の

銀杏並木もすっかり色ついて、例年より少し早い様だ。

通院、或いは病院の帰りに行き交う人達も思わず見上

げ、ゆっくりゆっくり並木路を行く。

元気付けて居る様だ、、、、、、

 

今日の1句

病棟に銀杏並木の黄金色     ヤギ爺