令和3年4月2日(金)
浅 蜊 : あさり
内海や淡水の混じる砂泥地に棲むマルスダレガイ科の
の二枚貝。
潮干狩りの最大の獲物であるが、コロナの影響で昨年
に続き今年も潮干狩りは中止の所が多い様である。
浅蜊の殻は4cm程で、表面に布目状の多様な模様が
ある。白、灰色、薄青、褐色等様々で目を楽しませる。
愛知県の三河湾は一大産地で、1960年代には年間
10万トンの漁獲量が在ったが、最近では「乱獲」や
「生息地の減少」(埋め立て)等により大幅に減少し、
2017年以降では、日本国内合せても年間1万トン
を下回っている。
国内での浅蜊の需要の大部分は輸入に頼って居り、
輸入量は年間3~4万トンにも上るといわれる。
浅蜊の調理法は、
アサリ汁
酒蒸し
ぬた
ボンゴレパスタ
アサリ汁(味噌汁)、酒蒸し、ぬた、佃煮、ボンゴレ
パスタ等、貝類では断トツに多く食べられる人気もの。
東京深川の「浅利めし」(深川飯)は江戸の頃からの
深川の名物。 この地には多くの老舗が健在である。
深川飯
浅蜊のむき身を葱等を加え、「炊き込み」「ぶっかけ」
で食べる。
炊き込み
アサリをネギ等と一緒に焚きこんだご飯。
ぶっかけ飯
アサリを味噌汁に加えてひと煮たちさせ、これをご飯
にかけて食べる。
カミさんが定期健診の帰り、「あさり」を買って来た。
今夜は、ボンゴレパスタは面倒だから、酒蒸し、浅利汁
で頂こうか、、、、、!
今日の1句
夕暮れて浅蜊舌出す台所 ヤギ爺