遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

わらび

2021-04-07 16:33:35 | 日記

令和3年4月7日(水)

蕨 : わらび、早蕨

ワラビ科(コバノイシカグマ科)シダ類の多年草

古くから薇(ぜんまい)と共に春を告げる山菜の

代表である。

全国の日当たりの良い山野に、春になると握拳の

様な円く渦を巻いたように若芽が生える。

若芽には褐色の産毛が在り。地中に長い根茎が横

に這うように広がる。

葉は疎らに付き葉柄は滑らかである。

この若菜を食用とするが、初夏になると拳が広がり

成養となって全体の輪郭が三角形に開き、何度も羽

状に分裂するので、これが蕨判別がつかない。

蕨を食用にするには、灰汁抜きが必要である。

苦みを除去し、茹でて二杯酢、椀物、煮物、天婦羅、

蕨飯等にて食する。

 

昨日、早々と蕨を頂いた。

例年、3月の終り頃になると知人等から様々な山菜

をいただくが、今年はこの蕨が初めてであった。

やはりコロナの影響か、皆さん余り外出(遠出)し

なくなった様だ。 特に山菜は山間等に出掛けぬと

余りお目に掛からない。何時もなら先ず蕗の薹から、

タラの芽、土筆、芹、虎杖(いたどり)、野びる、

等々、、皆さんが届けてくれて順に食卓に、、、

蕨を早速水洗いして、灰汁抜きに取り掛かる。

沸騰した水に重曹を入れて火を止め、暫く粗熱を

取り、これに蕨を入れて半日から一晩置く。

好みの軟らかさになったら灰汁抜きはOKである。

今日の昼餉は、蕎麦を茹で蕨を加え山菜蕎麦を、、

夕餉には、かつ節をかけたお浸し、煮物もイイか、

 

今日の1句

早蕨の小鉢の中のあるじ顔   ヤギ爺