遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

緑立つ

2021-04-10 16:02:07 | 日記

令和3年4月10日(土)

緑立つ : 松の芯、若緑

 

松はマツ科の常緑針葉高木の総称で、明るく乾燥

した地に生える。

北半球の温帯を中心に、約100種が分布する。

葉は針状の2か3枚、又は5枚で雌雄同株。

花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂きに生じ、

雄花は新芽の下部に穂状に密生する。

球果はいわゆる「マツカサ」(松ボックリ)

日本にはクロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ、ハイ

マツ等がある。

長寿や節操を象徴するものとして、古来より尊ば

れている植物である。

「松の芯」(若緑)は、春に松の枝から出る松の

新芽をいう。細長い緑の芽が10cm以上も伸び、

 

真直ぐ天を指している様は、明るく勢いがある。

「緑立つ」は春になって、木々の新芽が出てくる

ことで、多くは松の新芽のことをいう。

4月に入り、ご近所の庭の松が一気に松の芯を、

真直ぐ天を目掛けて起っている。

年々、この姿も半月ほど早くなっており、桜は

既にみな葉桜となり、公園の木立にも若い緑の葉

が一斉に出て、風にそよいでいる。

下の公園、一気に緑が、、、、

 

今日の1句

緑立つ若人の目の輝ける    ヤギ爺