令和3年4月24日(土)
ハナミズキ : 水木の花
枝は扇形に広がり、木は大きなものは10mに達する。
5~6月、枝先の散房花序に小さな白い花を密に付ける。
遠望すると雪を被った様に見える。
幹は樹液が多い。早春に芽吹くころに地中から多量の水
を吸い上げる様である。
花の名前は純日本風でるが北アメリカ原産で、大正時代
に日本から桜の苗木を贈ったお返しに「水木の花」が
届いたとの事。
日本では、庭木や街路樹に多く植えられ、特に愛知県内
には、多くの場所で街路樹となって居る。
紅色のハナミズキ
4枚の白い花弁のように見えるのは「総苞」(花序全体
を包む葉の変形したもの)であり、花弁はその真ん中に
集まっている緑色の小さな花弁で、雄蕊は4本ある。
目立たないまま、花弁自体は早く落ちてしまう。
水木の花によくにたものに、「山法師」があるがこの葉
の先端は尖っている。 花が終り実がなり食用となる。
一方、花水木の実は食べられないので「注意」。
今年は温暖化の影響か、花等の何もかもが早々に開花、
桜が終わると、藤、そしてこの花水木、、、
小学校の裏側に在る診療所の前の通りにも街路樹が在り、
白いのと、薄い紅色のものが出迎えてくれる、、、
また、大きな「なんじゃもんじゃ」(ヒトツバタゴ)等
も白い雪の様な花を揺らせている、、、、、
今日の1句
水木咲く校庭裏の診療所 ヤギ爺